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記事全文を読む→「米女子ツアーQシリーズ出場」渋野日向子「理想のフォーム」を狂わせた“ぎっくり首”の正体とは!
女子ゴルフの渋野日向子が、耳慣れない「身体の不調」を訴えたのがさる11月20日のこと。国内ツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」を“ぎっくり首”なる症状で途中棄権したのだ。ラウンド前の練習でドライバーを打った直後に首に強烈な痛みに襲われたという。
ぎっくり腰とはよく聞くが“ぎっくり首”とはいかなる症状なのか。これまでプロアスリートを競技復帰させてきた施術実績7万人超の整体師・湯山卓氏が解説する。
「ぎっくり腰は急性の『腰椎捻挫』と診断されます。一方で、首の場合は急性の『急性頸椎捻挫』に該当するのです。『寝違え』とごっちゃにされがちですが、発症に至る経緯から患部の痛みまで大きく異なります。まず、『寝違え』の場合は、無理な姿勢で寝て、起きた時に『なんだか痛いな…』と感じる程度のものだと思います。ところが、“ぎっくり首”の場合は、何かしらの動作をした瞬間に『ピキーン』と電流が走ったような痛みが急襲します。とても頭や首を動かせるような状態ではありません。安静にする以外に治す方法はないのです」
渋野も針治療や首にテーピング処置などを施すも、自分のスイングを再現できずに棄権を選択していた。
「とりわけ、ゴルフスイングは首に負荷をかけます。止まっているボールを打つために、インパクトの瞬間までにしっかりと頭を静止させて『壁』を作り、そこで溜めたパワーを出力する高速の回旋運動に合わせて頭も動かします。これが首周りの筋肉に想像以上の負荷をかけているのです。首の筋肉は足などに比べると細かい組織で構成されています。それだけに、その小さな組織の一部が損傷するだけでも、神経が集中している首の場合は非常に大きな痛みが生じるのです」(前出・湯山氏)
今回の「発症」の原因や今後の「懸念要素」については、湯山氏は、こう指摘する。
「恐らく、スイングの動作の中で頭の動きがわずかに遅れてしまったのではないでしょうか。その少しのズレが、首の筋肉に急激な負荷を与えてしまい、“ぎっくり首”を発症させたのだと推測されます。安静にしていると痛みは引くと思いますが、癖になって再発してしまうケースもしばしば聞きます。きちんとフォームのズレを修正しないうちは症状を繰り返してしまう可能性も」
つまり、渋野には根本的なフォームの見直しが必須なのだという。しかし、その過程で“迷路”に迷い込むリスクも…。
「一度発症させたことで、『またあの痛みに襲われるかも』という恐怖心も生まれる。その怖さが無意識のうちにスイングを委縮させてしまうのです。試行錯誤の微修正のままに元に戻ればいいですが、気づかないうちに正解だったフォームを見失ってしまうケースも珍しくありません。特にゴルフは『メンタルのスポーツ』と言われるほど、精神状態がパフォーマンスに直結します。どんなに遠回りでも、しっかり不安要素を解決してからプレーに復帰するべきだと思います」(前出・湯山氏)
12月4日に米ツアーの来季出場権を争う予選会(Qシリーズ・アラバマ州)のファイナルステージ初日を控える渋野。予選会後は効果的な休養をとって「完全復活」につなげていただきたいものだ。
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