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記事全文を読む→サントリー会長クビ「大麻疑惑の新浪剛史」が潔白を主張したら出てきた「黒い人脈」「わざわざアメリカで購入」の不思議
経済同友会は9月3日に定例記者会見を開き、同会代表幹事でサントリーホールディングス会長を9月1日付で辞任した新浪剛史氏が、自らの薬物疑惑について釈明した。ところが潔白を主張すればするほど、怪しい話がボロボロと出てくる。
新浪氏の主張はこうだ。
「適法な商品と認識し、米国でサプリを購入した。これは米国だけでなく、日本においても同ブランドの同様の商品が売られている。4月の米国出張時に自ら持ち帰る予定だったが、米国からドバイ(UAE)経由でインドに出張することになった。ニューヨークの知人から、ドバイに持ち込むことは法的に難しいと助言され、この知人が日本に持ち込むことになった〉
〈(サプリを購入したのは)出張が多く、時差ボケがすごく多いから。私の健康を守っていただいてる知人から、強く勧められた。米国で購入したのは、日本より米国の方が圧倒的に安いから。経済的な意味合いであります〉
この知人が福岡県在住の弟に送った2回目の「大麻サプリ」が、福岡県警の家宅捜索の対象になったという。
〈2回目の郵送については私にとっては想定外で、私が購入したサプリであるかどうかも不明だ。このニューヨークの方が弟さんに私の自宅に送るよう依頼していたために、警察の捜査があったと理解している〉
財界トップが「警察にマークされる人物」と親交がある異様さを、もはや自覚もできないのだろう。
大麻サプリには「マリファナ」主成分で幻聴や幻覚、興奮作用があるTHC(テトラヒドロカンナビノール)と、鎮静作用のあるCBD(カンナビジオール)がある。原料の大麻の種類や抽出方法によるが、THCは日本では「麻薬」扱い。CBDは合法で、大正製薬の通販サイトでも、CBDサプリが100錠5400円で販売されている。
新浪氏が言うほど高くもないが、日本では時差ボケ、不眠に睡眠ホルモンのメラトニン製剤や睡眠薬を処方してもらえるので、わざわざアメリカで大麻サプリを買う必要はない。
CBDはイギリスやカナダ、オーストラリア、北欧では医師や薬剤師が管理する医薬品扱い。これは国家安全保障の観点からだ。
「リラックス効果や抗菌効果があるから」と女性や子供を騙してマリファナ漬けにさせるのは、いとも簡単。マッサージや治療と称してTHCローションを性器粘膜に塗ったり、大麻グミ、大麻クッキーを食べさせられて酩酊状態になった子供や女性が性犯罪に遭った上、再起不能のクスリ漬けにされてしまう危険性がある。
新浪氏の釈明通り、アラブ首長国連邦(UAE)はCBDを持ち込んだ外国人を国外追放するほど厳しい。それは2020年から2022年にかけて、同国の麻薬犯罪が20%も増加したからだ。
日本も昨年12月、今年3月の法改正はあったものの、まだ麻薬犯罪にはユルい。新浪氏は石破茂首相が議長を務める経済財政諮問会議の民間議員として、大麻の規制を求めるべき立場にあったのだが…。
新浪氏は経済同友会代表幹事の進退を同会に委ねたというが、大麻使用疑惑がかけられても、石破首相と仲良く居座りを決め込むのだろうか。
(那須優子/医療ジャーナリスト)
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