もう真夏の外出は、根性で乗り切る時代ではないらしい。気象庁は今年、最高気温40度以上の日を「酷暑日」と新たに決めた。猛暑日を超える暑さが日常化したことで、服そのものが冷却機器になる流れも加速している。これまでのファン付きウェアは「現場作業用...
記事全文を読む→藤圭子と「昭和歌謡」の怨念(12)ヒカルの母に対する“ボーカリストとしての尊敬”
06年3月3日、ニューヨークのJFK国際空港にて、多額の現金を没収されるという事件が起きた。これが久々に世に出た藤圭子の名前だったが、その金額が約5000万円であったことも人々を驚かせる。
ヒカルの莫大な印税の一部が母親に渡ったとはいえ、海外で巨額の現金を持ち歩く──スポニチの阿部公輔は、騒動の直後に圭子から話を聞いている。
「純子さんにすれば、お金を持っていても『やましい金』と思われるし、そもそも銀行をまったく信用していない。だから自分で持ち歩くということなんだけど、それは世間の常識と違って受け入れられなかった」
圭子は阿部だけでなく、テレビ局やヒカルのレコード会社にも“急襲”の形で連絡を入れ、釈明の機会を求める。これにいくつかのテレビが食いつき、誰もが目を疑ったインタビュー映像となった。イメージと違う饒舌なしゃべりや、目が飛んでいるようにも見える表情は、皮肉にも「生前最後の映像」となってしまう。
この一件が決定打となり、夫婦は07年に7度目の離婚。2度と復縁することはなく、娘のヒカルとも疎遠になった。
阿部は、圭子が宇多田家からつまはじきとなった後も、呼び出しを食らっては熱弁を聞かされる。
「二言目には『娘は天才だから』ですよ。デビュー前の売り込みの時期ではなく、大ブレイクした後も変わらなかった。ただ、そばにいない娘に向かってのアドバイスを忘れない。今のままではダメって、いつも口にしていました」
阿部が舌を巻いたのは、音楽に対する膨大な知識である。もともと聡明な人だとは思っていたが、アメリカのプロデューサーや一流ミュージシャンの名前が次々と出てくる。ドラムやベースは誰々がヒカルに合っているというように──。
作詞作曲も手がけるクリエーターのヒカルだが、母に対する「ボーカリストとしての尊敬」は疎遠後も変わらなかった。在りし日の母の歌唱をユーチューブで楽しんでいると、自身のツイッターにも綴っている。
一方、圭子はデビュー当時のキャッチフレーズだった〈怨念〉を、何度となく言葉にしている。
「この世で一番、憎んでいるのは母親と石坂まさを」
そして、こうも言っている。
「阿部家のお墓には絶対に入りたくない」
圭子が母親と縁を切り、他界した際も顔を出さなかったほど徹底していた。
ある日、圭子は阿部にポツンと告げている。最後に阿部が圭子と会ったのは3年前で、ヒカルと音信不通になっていた時期だ。
「私は誰にも知られずに、消えてゆくように死んで行きたい‥‥」
母の没後にヒカルは「遺言書」があったことを明言した。その内容については明かされず、存在すらも取り沙汰されたが、晩年の圭子の言動からはなかったとは言い難い。
昭和の時代に咲いた藤圭子というあだ花は、自身が望んだように葬儀も行われず、ひっそりと役目を終えた──。
アサ芸チョイス
ドジャース・大谷翔平の第二子誕生をめぐって、フェミニストを名乗る女性たちがSNS上で「多産DVだ」「年子出産は女性虐待だ」と騒いでいる。大谷夫妻は昨年4月20日に第一子誕生を報告、この6月20日に第二子誕生をアナウンスした。これら誹謗中傷コ...
記事全文を読む→一発出たら同点。3-7と4点をリードされて迎えた7回裏、二死満塁の場面。この日いちばんの勝負どころで、広島・新井貴浩監督がベンチから送り出した代打は捕手・石原貴規だった。結果は空振り三振。最大の山場でなぜ、より長打を見込める打者を送り込まな...
記事全文を読む→これはトレードのショーケースなのだろうか。そう思ってしまったのは、阪神タイガースの梅野隆太郎捕手が2軍から再昇格し、6月23日のヤクルト戦に即スタメン出場して攻守に高い能力を見せつけたことだ。1-0とリードした5回に二塁打を放ってチャンスメ...
記事全文を読む→

