芸能
Posted on 2020年11月27日 09:57

寺門ジモン 超一流のキャストに囲まれても監督としてプレッシャーはなかった

2020年11月27日 09:57

テリー これ、撮影は何日ぐらいかかったの?

寺門 ギュッと詰めて3週間ぐらいです。実際に僕がよく行くお店をお借りして撮影させていただいたので、営業時間外に撮影しなきゃいけないとか、いろいろと時間的な制約もあって。

テリー あ、じゃあ営業終了後に?

寺門 わがまま言って、早めに開けていただいたりもしました。

テリー 初めての監督はどうだったの?

寺門 やっぱり難しいところもありましたね。例えば、大きな肉を箸で持ち上げると、おいしそうだし、迫力もあるんですけど、口に入れると大きすぎてセリフが言えないんです。でも、小さい肉にするとセリフは言いやすいけど、画に迫力が出ない。

テリー あぁ、そうか。

寺門 だからテイク1は大きい肉、テイク2は小さい肉で撮ったんです。それでテイク1のほうは肉の映像だけ使って、テイク2は演技を使ったんですけど、そうすると(画と画の)つながりが「あらら」みたいになることもあって。

テリー うまくつながらないんだ。

寺門 できれば、まず役者さんだけで撮って、次の日に肉を主役にして同じシーンを撮りたかったですけどね。まぁ、何をするにも時間と予算との戦いで。どっちも限られてるのは、映画だけじゃなくてどの現場でも同じなんで、しょうがないんですけど。

テリー えらいな。俺なんかいつも「映ってればいい」と思って撮ってるけどね。

寺門 わぁ。でも、それ、そのとおりですね。

テリー 主演の2人以外にも石黒賢さん、竜雷太さん、大泉洋さん、りょうさんって、みんな超一流じゃないですか。初監督としてプレッシャーはなかったの?

寺門 なかったです。当たり前ですけど、役者の皆さんがきちんとセリフを覚えて、演技プランも練ってきてくださいましたから。現場に入った時点で、すぐその役に入れる状態ですから、皆さんさすがですよね。

テリー でも、撮影現場って予想外のことが起こるじゃない。迷うことはなかった?

寺門 実はそれもなかったんです。監督業は決断の連続だとは聞いてたんですけど。僕、昔から映画が趣味だったんですよ。若い頃は名画座に行って、まだ見てない映画を片っ端からつぶしてたぐらいで。だから、生意気かもしれないですけど、もう頭の中に撮りたい画があって。

テリー まぁ、もともと役者志望だもんね。

寺門 そうです。竜ちゃん(上島竜兵)と出会ったのも「劇団テアトル・エコー」ですから。

テリー これ、いよいよ公開だけど、どこで見られるの?

寺門 全国150館です。

テリー ええっ、すごいな!

寺門 松竹さんですから。松竹さんと組めたのも食べ物のおかげなんですよ。食べ物が作ってくれた縁なんです。

テリー まさに映画のテーマにもなってる「食運」だよね。ちなみに自分が出ることは考えなかったの?

寺門 考えたんですけど、やっぱり監督に専念させていただいたほうがいいかなと。その代わり、リーダー(肥後克広)と竜ちゃんはくだらない出方をしてますから(笑)。どこで出てくるか、楽しみにしてほしいです。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月02日 18:00

    三陸沖で再び地震が発生し、富士山噴火を危惧する特番が組まれ、高市政権は武器輸出を解禁─この不穏な流れは何かの兆しなのか?いち早く察知したのは「Mr.都市伝説」関暁夫氏だ。30年以上前に作られたカードが、驚愕の未来を暗示しているという。いった...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月03日 18:00

    世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。は...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク