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記事全文を読む→有吉&夏目と「芸能界の裏ドン」(終)“タブー無し”が抱えたジレンマと克服
番組共演が2人の出会いのきっかけだったが、夏目三久はいつから有吉弘行のことを意識するようになったのだろうか。
「初共演を果たした初回放送のときから、夏目は有吉の大きな優しさにふれ、心を動かされたのではないでしょうか」(芸能関係者)
11年にスタートした「マツコ&有吉の怒り新党」テレビ朝日系)は、日本テレビをやめた夏目が仕事復帰を果たす一発目の仕事だった。当然、視聴者の視線は、当時、2大毒舌タレントとして飛ぶ鳥を落とす勢いにあった2人が、どのように夏目が日テレを退社するきっかけとなった“ベッド写真騒動”をいじってネタにするかに注がれていた。
「有吉は夏目をいじり、緊張気味の夏目はこれに困ったような表情でモジモジとするばかりでしたが、一通り終わると有吉は“はい、我々はもうイジりません。だから今後、これ以上、言ってくるヤツはダサい”と言って大笑いしたんです。そのひと言を聞いた夏目は、瞳を潤ませながら、“ありがとうございます。なんかすとんと落ちました”と美しい笑顔を見せました。このとき、有吉の優しさと頼もしさに、恋心を抱き始めていたのかもしれません」(前出・芸能関係者)
そう言っていたはずの有吉自身が、その後も、ちょいちょいイジじっていたわけだが、そんな有吉の元で夏目は徐々に自信と明るさを取り戻していき、フリー女子アナとしての現在の地位を掴むまでになったのだ。
16年の【結婚・妊娠】報道からの5年間、交際を隠し続けた有吉も、決して楽ではなかっただろう。
「猿岩石で大ブレイク。その後、人気凋落でテレビから消えるという、天国と地獄をすべて視聴者に見られながら這い上がり、もはや何も隠すことのない怖いもの無しの、唯一無二のポジション。そこから繰り出されるタブーなき毒舌や他者へのツッコミを売りにしてきた有吉にとって、決してネタにもできず、されることもできない夏目というタブーを一つ抱えてしまいました。その点に関しては、芸人としてのアイデンティが失われかねない一大事だったはずです」(お笑い関係者)
しかし、その後も有吉の勢いは衰えず。現在もますます、存在感を増すばかりだ。芸人としての実力とともに、“地獄を見た男”の人間としての魅力があってこそなのである。夏目の支えを得て、そんな有吉は、ますますテレビ界で活躍の場を広げていくに違いない。
(露口正義)
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