芸能

明石家さんま、「さんま御殿」クラスター説の“背景”/坂下Dの「地獄耳」芸能

 かまいたち・濱家隆一、山内健司、次長課長・河本準一、俳優の曽田陵介らが新型コロナウイルスに感染したことを公表しているが、偶然にも全員が6月1日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演していたことが判明。テレビ業界の一部で、その感染源が番組ではないかとウワサが立っていたという。しかし、司会の明石家さんま本人は6月5日、ラジオ番組で、発生源がみずからの番組ではないと否定した。

「(陽性になったのが)バラバラなんですけど。あれは、『御殿』からじゃないんですよ」

「かまいたちと河本(の感染日)を合わせると、合わへんねんな。かまいたちからうつったとして…その日数じゃないんですよ。だから、別々なんですけど…」

 などと、釈明を続けたのだった。さんまがこうも必死に否定した背景には理由があるようだ。というのも、コロナの感染拡大が始まった昨年、さんまはこんな“自爆発言”をしていたからだ。

「要するに(飛沫が)人より飛ぶから。(人と開ける間隔は)2メートルって言うけど、口の仕組みからすると3メートルぐらい行ってしまうと思うんですよ。だから気をつけて」

 ツバの飛距離が尋常ではないと、白状していたのである。であれば、自分が関係ないとしても、自分の冠番組が疑われた形の「さんま御殿クラスター」説には、「釈明」しておきたいという気持ちになったのかもしれない。昨年6月には、バラエティ番組で陣内智則から、「みんな、さんまさんのこと(人気漫画『鬼滅の刃』をもじって)『飛沫の刃』って呼んでますよ」と振られるや、「鬼滅の刃」になぞらえて、「引き笑いの呼吸。さんまの型」と刃を抜くマイムで笑いをつないでいた。当時は笑えたものが、今ではシャレにならなくなったというのだろうか。

 ただし、コロナを話題に笑いを取りまくったさんまだが、コロナには十分に気を付けているようで、「オレが休む時は、症状が出たと思ってもらったら」と本音を語り、ワクチン接種についても、「僕は打たないつもり。誰かに回してあげたい」と明言している。

坂下ブーラン(さかした・ぶーらん)=筆名=:1969年生まれのTVディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティ番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYoutTube動画を制作、視聴回数の爆発をめざし奮闘中。

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