スポーツ

「犠打No.1」川相昌弘、バット造りはヤクルト野村監督の発言がヒントだった!

 主に巨人で活躍した元プロ野球選手・川相昌弘氏を象徴するのは、何と言っても犠打の数だ。川相氏は1982年、ドラフト4位で巨人入団。89年に初の2ケタとなる32犠打を決めると、以降11年連続で2ケタ犠打をマーク。プロ通算「533」犠打は、中日・西武・ロッテに籍を置いた元プロ野球選手・平野謙氏の「451」の2位の記録を大きく突き放し、日本プロ野球のみならず、世界記録ともなっている。

 その川相氏が、YouTubeチャンネル〈野球いっかん!〉に出演(9月22日付)。バッターに必要不可欠なバットの選び方について、何と影響を受けたのは、他球団であるヤクルトの、故・野村克也監督(当時)だったことを明かしている。

 動画によれば、川相氏が影響を受けたのは、打てもしないバッターがヘッドやグリップも細いバットを使うより、ちょっとでも太いバットのほうがボールの当たる確率が上がる…といった野村監督の教えを受けた、とあるヤクルト選手との会話だったようだ。

 確かに、当時のヤクルト選手の多くは、太めのバットを使っている印象があったそうだ。川相氏は、詰まってもバットを折らずに内野の頭を越せるようなバッティングを打つために、グリップと手元のあたりを太めに改良。バット造りに工夫を凝らしていたと振り返っている。

 必中の犠打もさることならが、外野選手の前にポテンと落ちるいぶし銀なヒットも川相氏の魅力であった。自陣のみならず、敵陣にも影響を与えてしまう野村監督。貴重な話が拝聴でき、見ごたえがあった。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」