スポーツ

原監督が自身を江川卓に重ね「偉大な人」絶賛した2人の“共通点”

 巨人の4番打者で、1000試合以上に出場した選手は4人しかいない。川上哲治氏(1658試合)、長嶋茂雄氏(1460試合)、王貞治氏(1231試合)、そして、現在巨人の監督を務める原辰徳氏(1066試合)だ。

 その原氏が、元巨人・岡崎郁氏のYouTubeチャンネル「アスリートアカデミア」の、3月31日に投稿された動画に出演。

 岡崎氏によれば、古くは長嶋氏と王氏、阪神タイガースであれば掛布雅之氏とランディ・バース、広島カープなら山本浩二氏と衣笠祥雄氏など、双極を成す選手が同一チームに存在したが、原氏の現役時代は、原氏1人に試合結果の責任が問われていたようにも思えたという。

 これに原氏は「ボクの陰に隠れようとして野球をやってる人は多かったかもしれないね。(中略)今だから言えるけど、“防風林”みたいなところはやってたなって自負はあります」と率直な心情を告白。

 また、原氏は現役当時の自身の立場を江川卓氏に置き換え、「江川さんがいたことによって、西本(聖)さんとか定岡(正二)さんは良い成績をあげられたとオレは思ってる。(中略)江川さんがいなかったら、西本さんはあれだけのピッチングできただろうかと思うと、やっぱり江川さんという投手は偉大な人だった…」とし、やはり防風林的な選手がいることでチームが育ちやすい環境になることを強調したのだった。

 現在の巨人を見渡すと、投手陣では菅野智之がそれに該当するだろうか…。坂本勇人や丸佳浩といった諸先輩を差し置いて、第89代4番打者の岡本和真が野手陣の「防風林」となる日が来れば、巨人は盤石と言えるかもしれない?

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
2
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
3
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
4
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え
5
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…