スポーツ
Posted on 2022年06月08日 05:58

元横綱・白鵬が解説する大横綱・双葉山「ほぼ失明」ハンデ相撲の神髄

2022年06月08日 05:58

 双葉山は、言わずと知れた昭和の角聖、相撲の神様。前人未踏の大記録69連勝を達成した不世出の大横綱である。1912年2月9日生まれ。大分県出身。

 無敵を誇った双葉山だが、6歳の時に右目を痛め、実は失明に近い状態で相撲を取っていたことはあまり知られていない。

 その双葉山について語ったのは、元横綱・白鵬の間垣親方である。「週刊アサヒ芸能」で連載する自身の自伝漫画に登場して、

「その右目のハンディキャップがあったから、自分から攻められなかったのです。だから無理して勝ちにいかなかったんでしょうね。そこで受けて立つという『後の先(ごのせん)』が生まれたんだと思います。目が見えなかったからこそ、目に頼らない立ち合いを心掛け、体で感じ取る修練を積んだ」

 白鵬が関脇の頃、大阪の相撲観賞団体・東西会の長老に、こう言葉を掛けられた。

「君は双葉山にそっくりだよ」

「ど、どこがですか」

「得意な型が右四つと上手投げで、二人に共通している。体型もよく似ている。君は50年に一人の逸材だ」

 そこで白鵬が最も注目したのが、その「立ち合い」だった。

「フワッと立つのが特徴ですが、そこにしっかり圧力があり、最後は自分の型に持ち込んで寄り切るというパターンが多い。特に印象に残ったのは、『勝ちに行くぞ』という気負いがほとんど感じられないこと。普通の力士ならば攻め込まれそうなのに、双葉山関は、相手の動きを制して先手を取ってしっかりと自分十分になり、勝ってしまう」

 果たして白鵬は「後の先」の立ち合いをモノにすることはできたのか。双葉山の境地に到達することは、かなったのか。先の「週刊アサヒ芸能」の連載「白鵬本紀」で、明かされている。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年08月06日 17:00

    2024年7月に停車中のロケバス内で共演者の女性に性的暴行をしたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われたのは、元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告だ。その第6回公判が8月5日に東京地裁で開かれ、検察側は懲役7年を求刑。...

    記事全文を読む→
    エンタメ
    2026年08月10日 06:30

    「青春18きっぷ」の販売枚数が落ち込んでいる。2023年度は約62万枚だったが、2024年度は約42万枚、2025年度は約24万枚と右肩下がり。およそ2年で6割減という数字は、長年の定番商品としては異例である。2024年冬に行われた利用方法...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク