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江川卓が被弾「3日間ぐらい悩みました」という落合博満「驚愕のバッティング技術」

「落合さんを通過するかどうかがポイントですよね。落合さんから取れればいけると思ってましたから。(中略)落合さん通過したんで、10個いけると…。いけなかったですね、通過したのにね、せっかくね…」

 1984年7月24日、オールスターゲーム第3戦で8者連続奪三振をマークした当時をこう振り返ったのは、「昭和の怪物」こと元巨人の江川卓氏。自身のYouTubeチャンネル〈江川卓のたかされ【江川卓 公式チャンネル】〉でのことだ(6月10日)。

 9人目の打者・大石大二郎(近鉄)にはカーブを投じて振り逃げ三振とし、71年に江夏豊(阪神)が記録した9者連続奪三振越えを達成する。さらに10者連続奪三振も狙っていたと、のちに江川氏は明かしている。

 最大の難関と目された5人目の落合博満(ロッテ)から、せっかく三振を奪ったにもかかわらず…と江川氏は苦笑いを浮かべたのだが…。

 実はこの話には伏線があった。「江川VS落合」のとある対戦について、

「インハイのすごくいいボールで、ミットに入りそうになった10センチ手前で『振り遅れた』と思った瞬間に、落合さんがスパンと打つんですよ。ボクはレフトを見たんです。ところが、ライトスタンドに入ったんですよ、ホームランが…」

 その神掛かりなバッティングに「本当に3日間ぐらい悩みましたね」と漏らした江川氏。だがオールスターでは、神掛かりなピッチングで雪辱を果たしたようだ。

(所ひで/ユーチューブライター)

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