芸能
Posted on 2022年06月21日 17:59

「元彼の遺言状」VS「マイファミリー」の決着!綾瀬はるかが二宮和也に惨敗したのはなぜか

2022年06月21日 17:59

 綾瀬はるか主演の月9ドラマ「元彼の遺言状」(フジテレビ系)が、6月20日に最終回を迎えた。流行りのリーガルミステリードラマとあって前評判もかなり高かったのに、なぜ盛り上がらなかったのか。

「大きな理由のひとつは、脚本かと思います」

 ドラマライターはそう前置きした上で、次のように分析した。

「ドラマ好きであってもリアルタイムではなく、見逃し配信やサブスク、録画で一気に見る。しかも倍速で…。しかし、携帯やタブレット画像のシーンは一度止めてじっくり見る。そんなふうに、視聴スタイルは過渡期を迎えています。『元彼の遺言状』は序章の1~2話で、敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬)の元彼である森川栄治(生田斗真)の死によって展開される、遺言状を巡っての殺人事件があっさりと解決。新川帆立氏による同名小説が、ドラマ約10話分にわたって展開されるだろうと予測していた視聴者は、この時点でかなり面食らったはずです」

 さらに3話以降の、ほぼ1話完結で毎話スッキリ…に比べ、二宮和也主演の日曜劇場「マイファミリー」(TBS系)は話の展開がスピーディーで、昔の事件など様々な要素が絡みつつ、毎話が次への伏線となるようなストーリーだった。

「つまりは、そうしたものが好まれるのかもしれません。剣持(綾瀬)のバディ役、篠田(大泉洋)の無実を晴らすまでの毎話の伏線も、あまりドキドキしませんでしたね」(前出・ドラマライター)

 また、綾瀬の演技も生かしきれていなかった、と話すのは、民放局ドラマ制作スタッフである。

「彼女の魅力のひとつに『ギャップで魅せる』というものがありますね。『義母と娘のブルース』では、バリキャリなのに家事はサッパリ。『天国と地獄』では男と女の演じ分け。『奥様は、取り扱い注意』では専業主婦及び特殊工作員として、アクションシーンでの静と動の対比がありました。視聴者は、守銭奴で高飛車で仕事のできる完璧な弁護士の綾瀬が、酒を飲んでクダを巻くとか、自宅ではもじゃもじゃ頭でダラダラするとか、彼女の爆バストを想起させる衣装や浴室シーンなど、人間くさい『弱点』や『隙』も見たかったのだと思いますね」

 一方で、謎解きの緩急をつけるためか綾瀬の大食いシーンが毎話出てきたが、

「テレビ東京系の飯テロドラマに慣れてしまった視聴者にとって、黙々と食べ続ける彼女を見て『美味しそう』と素直に感じた人は少なかったでしょう」(前出・ドラマライター)

 四十路が近づく綾瀬にとって、好感度を上げやすい「王道のラブコメ」での主演は難しくなってきている。

 現在進行形の色恋抜きの作品を選んだことは、今後の彼女の方向性を探る、という意味では挑戦に値するドラマだったかもしれないのだが…。

(島花鈴)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年11月02日 15:30

    脳梗塞で療養中だった伊達みきお(サンドウィッチマン)が、10月31日の「サンドウィッチマンザ・ラジオショーサタデー」(ニッポン放送)で、2カ月ぶりに復帰した。「さあ、時刻はお昼の1時を回りました。こんにちは。サンドウィッチマンの伊達みきおで...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年11月04日 13:00

    泉ピン子が訴えられた。映画製作会社「HumanPictures」が11月3日、所属監督の映画「AYUMI」と「養父」に出演したピン子に対し、損害賠償を求め2日付で東京地裁に提訴したと、公式Xで公表したのだ。問題が発生したのは、10月23日に...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年11月05日 17:00

    毎日のように見聞きする「不正アクセスによる情報漏洩」のニュース。もはや情報漏洩していない企業のほうが珍しいんじゃないのってくらいだし、それどころか官公庁にまで被害は及んでいる。三菱UFJフィナンシャル・グループが、2027年3月までの開業を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/27発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク