フジテレビの宮司愛海アナが今年10月から、報道番組「Live News イット!」のキャスターに就任することが内定した。近く正式発表される見込みだ。
宮司アナは15年にフジテレビ入局後は「めざましテレビ」に出演。18年春からは「S-PARK」でスポーツ現場を奔走し、昨夏の東京五輪、今年2月の北京冬季五輪を、現地キャスターとして仕切っている。
4月からは「FNN Live News days」の月曜日、火曜日のキャスターを担当。それからわずか半年で夕方帯に「昇格」することになった。フジテレビ関係者は、
「今年9月いっぱいで、加藤綾子が退くことを念頭に置き、宮司アナを報道に鞍替えさせた形です。夕方のニュースを任せるのは既定路線だった」
と説明するが、不安材料がないわけではない。
「ひとつは、準備期間があまりに短すぎること。昼ニュースの担当でしたが、帯ではない上に経費削減のアオリを受けて、以前の30分から15分に縮小していました。コロナ禍という事情もあって報道現場の場数もこなせていない中で、原稿を読むだけの人になりかねません。もうひとつは熱愛スキャンダルですね。スポーツニュース時代もかなりのお誘いを受けたようですが、相手をいなしてどうにか回避していた。報道番組の担当となると、単純な熱愛でも命取りになりかねない。年頃の女性なので、自制できるかには疑問が残りますが…」(前出・フジテレビ関係者)
新たな「顔」として奮闘なるか。