スポーツ

阪神・大山悠輔スピード100号アーチを生んだ「鳥谷式」と「家庭の事情」

 阪神・大山悠輔が6月3日の中日戦で、2回に今季19号2ランを放ち、通算100号アーチを達成した。

 今年プロ6年目を迎え、出場658試合目での到達。阪神の歴代日本人野手では田淵幸一氏、掛布雅之氏、岡田彰布氏に次ぐ4番目のスピードだ。

 先発した同期入団の才木浩人は、20年に右肘のトミー・ジョン手術を受けている。久々に1軍マウンドに上がり、大山が3年ぶりの白星をプレゼント。

「勝ったことが嬉しいね。また1本、1本と積み重ねていきたい」

 と、はにかんだ。

 入団当初からボキャブラリーが少なく、寡黙な性格。阪神入りするまで関西で生活した経験はなく、

「周囲の環境の変化に相当、戸惑っていた」(球団関係者)

 一方で、執拗にエピソードを聞き出そうとする虎メディアは「書くネタがなかなかない」と手を焼いた。球団関係者が続ける。

「仲間内だと割とよく話していたが、外向けには貝になることを覚えた。手本は阪神の先輩で、同じ関東出身、ドラフト1位入団だった鳥谷敬。鳥谷のように、結果で周りを納得させる手法を選んだわけだ。転機は昨年12月、3年交際した3歳年下の女性との結婚だったと思う。マイペースで冷静な男だが、家庭を築いてからは、責任感を持って話す印象が強くなった」

 守備位置の変更や打順入れ替えを目まぐるしく指示する矢野采配に振り回されず、己を貫いてほしい。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「王貞治の言葉」で一気に現実味を帯びる「田中将大の移籍先」に「ソフトバンク」
2
ソフトバンクFA甲斐拓也「茶髪バッサリ」が示唆する「あの金満球団」への「移籍準備」
3
久里亜蓮「まさかのオリックス移籍」人的補償でプロテクトから外れる候補に「超意外な大ベテラン」
4
橋本環奈【おむすび】に視聴者辛らつ「今日で最終回ならよかったのに」
5
「バス旅」情報続々で…「ポスト蛭子能収」は2人の「クズ芸人」太川陽介が認めるのはどっちだ