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記事全文を読む→小保方晴子にハマるトホホな人々(3)理研と小保方氏はアベノミクスの目玉だった?
小保方偏愛者は政界にも出現していた。
「バッシングを受けているが、一生懸命やっているんじゃないか」
4月10日、自身の派閥総会で小保方氏を擁護する発言をしたのは、自民党の町村信孝元官房長官(69)だ。
さらに13日には「新報道2001」(フジテレビ系)に出演した中谷元氏(56)、森本敏氏(73)という2人の元防衛相がそろって小保方問題に触れ、中谷氏が、
「それでも地球は動いている、と言った科学者がいた。もし、そうやって有能な人材が海外に流出するようなことになれば、国家として損失になる」
と、小保方氏をガリレオになぞらえると森本氏も、
「STAP細胞の作製実験に200回も成功していると彼女は言った。そこまで言うのだから、成功しているのだろう」
経済コラムニスト・小笠原誠治氏が、この舞台裏を解説する。
「アベノミクス第三の矢である成長戦略には中身がないと言われて久しい。医薬品のネット販売解禁も、既存の利権を持つ勢力の抵抗などで例外ができている状態。新たな成長戦略の目玉が、理研を特定国立研究開発法人に指定することであり、安倍政権が進める女性登用の目玉が小保方氏だったのです。ところがSTAP論文に疑義が生じると、理研と文部科学省は小保方氏を切り捨てることで事態の収拾を図ろうとした。彼女1人に責任を押しつけることへの批判と、そのような理研を特定法人化することが適当なのかと疑問視する声が上がりました」
そこで政府は小保方氏のイメージ回復を図り、理研を予定どおり特定法人化する作戦に打って出た。小笠原氏が続ける。
「小保方氏がクロのレッテルを貼られては困るんですね。STAP細胞の有無を検証する当面(1年)はクロと断定されなければ、グレーのままでもかまわない。世間から悪く言われない程度に何とか批判を和らげたい作戦なのです」
安倍政策の体裁を保つために放たれた「刺客」が町村氏らだったのだ。まさに小保方氏の政治利用である。
最近では堺雅人・菅野美穂夫妻など、さまざまな有名人の「守護霊」なるものを呼び出し、インタビューしてきたという幸福の科学・大川隆法総裁(57)も、理研と小保方氏をさっそく儲けのネタにしている。「何をそんなに騒ぐのかがわからない」「記録は全て私の頭の中に入っている」など、小保方氏の守護霊インタビューを著書にした「それでも『STAP細胞』は存在する」を緊急出版し、笹井氏の会見場前では「号外」も配布。これには理研の野依良治理事長やSTAP論文の共著者であるハーバード大・バカンティ教授の守護霊までが登場し、大放言をブチかましている──。
下心まる出しの節操なき「オボ萌え」偏愛者は、その罪深さを知るべきだろう。
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