芸能

あ~カン違い!?鉄道通の大御所俳優が「船には疎いのがバレバレ」騒動の真相は…

 ドラマ「西村京太郎トラベルミステリー」(テレビ朝日系)で十津川警部を演じ、鉄道の知識を披露することも多い高橋英樹。プライベートでも鉄道の写真をブログにアップし、鉄道ファンから高く評価されている。

 そんな「鉄っちゃん」な高橋は、船についてはそこまで明るくないのでは…という出来事があった。

 俎上に載せられたのは、11月2日のブログ。高橋はこの日、仕事で新潟・佐渡へと向かった。東京から上越新幹線「とき」で新潟駅へと向かい、新潟からはフェリーに乗り換えたと報告している。フェリーは佐渡汽船の「ジェットフォイル」だそうで、乗船するのは初めて。そこでどんなフェリーなのかが、気になったようだ。高橋はネットで検索し、ジェットフォイルだと思われる船の写真をアップしたのである。そして「これが海を浮いて飛ぶ!」と綴り、驚きを露わにした。

 なるほど、高橋が驚くのも無理はない。アップされたのは実に大きな船のもので、とても浮いて飛ぶようには見えないからだ。つまり高橋が選んだ写真は、間違っていたのである。乗り物に詳しい記者によると、

「高橋が公開したのは、佐渡汽船が運行しているカーフェリー『ときわ丸』の写真でした。これは6階建ての大型フェリーで、全長は125メートル、総トン数は5380トン、最大旅客定員1500名。カーフェリーなので、車を積むことができます」

 一方、高橋が乗ろうとしていたジェットフォイルは、

「米ボーイング社が開発した水中翼船で、ジェットエンジンとウォータージェット推進機によって、水面を飛ぶように航行します。波の影響を受けないので揺れず、時速80キロの速さで移動できる。カーフェリーとは全く違いますね」(前出・乗り物に詳しい記者)

 鉄道通の高橋も、船の違いまではわからなかったのだろう。写真公開からしばらく経過した11月2日の夜には、件の写真はモノクロの水中翼船に差し替わっていた。ただし、こんな見方も。

「カーフェリーとジェットフォイルは、見た目と大きさがまるで違いますし、乗り場も別。所要時間も異なります。最初から気付かないとは思えないのですが…」(前出・乗り物に詳しい記者)

 そんなふうにジョーク説を支持するのだが、まさか乗り物に詳しいイメージを逆手に取った「おちゃめな投稿」だったのか…。スターの行動は計り知れない。

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