W杯サッカー日本代表・浅野拓磨が、ニア上のスーパーゴールで日本を救った。寄せてくる身長差18cmのドイツDFニコ・シュロッターベックの激しい当たりとGFマヌエル・ノイアーのマークにひるむことなく、ゴールポストぎりぎりから決勝点を奪い、全世界にジャガーポーズを披露した。
歓喜のドイツ戦でゴールを決めた際のジャガーポーズの由来は、サンフレッチェ広島時代にスポーツライター・中野和也氏の「石原直樹がピューマのようであるなら、浅野拓磨はジャガーのようである」との論評からだという。以降、本人もチームメイトもジャガーの愛称を気に入り、ジャガーポーズをキメるようになった。
世界が注目するストライカーになったジャガー浅野に、あの高級外車「JAGUAR」のスポンサーがつく可能性はあるのか。
ちなみにJAGUARの公式アンバサダーは現在、プロテニスプレイヤーの錦織圭が務めている。錦織は自らアンバサダー契約を申し入れ、同じくスポンサー契約する日清「カップラーメン」でも愛車を公開するほどのジャガー好き。錦織圭自身が乗る「錦織圭コラボモデル」は約800万円にもかかわらず、発売されるたびに即完売する蜜月状態が続いている。
プロ野球の読売巨人軍もJAGUARとオフィシャルカー契約しており、サッカー選手との契約の余地はまだある。
浅野は7人兄弟で、2つ下の弟・雄也が現在、サンフレッチェ広島に在籍している。11月24日には一部スポーツ紙が、浅野が古巣・広島に電撃復帰する可能性を報じた。マツダが親会社の広島復帰が事実なら、ジャガーとスポンサー契約の可能性は0%となるが、スポーツライターは次のように解説する。
「浅野が所属するドイツ1部リーグのボーフムは今シーズン、ミズノとサプライヤー契約を結んでいます。浅野が在籍していることから日系企業のミズノがアディダスやプーマを押しのけ、ボーフムと契約した。ボーフムとミズノの契約が続く限り、移籍はないのでは。浅野家は7人の子宝に恵まれ、2人もプロサッカー選手を出したけれど、幼少期は経済的に裕福とはいえませんでした。家族を幸せにしたいという思いが、今時の日本人にはない鋼メンタルと交代直後のスーパーゴールの原動力ですから、大企業のスポンサー契約を勝ち取ってほしいですね」
コスタリカ戦でも、世界の目を覚ます決勝弾に期待しよう。