政治

ウクライナがロシア本土をドローン爆撃で一気加速する「プーチン離れ」と「抹殺計画」

 ウクライナと国境を接するロシア中部クルスク州で12月6日、ドローン攻撃があり、飛行場が炎上。ウクライナ軍によるロシア本土への攻撃は2日連続で、プーチン政権に衝撃を与えている。

 戦争が始まった当初は、まさか本土が攻撃されるとはプーチン大統領は想像すらしていなかっただろう。

 今回の攻撃を機に、ロシア軍の反撃が激しさを増す恐れも懸念されているが、一方でロシア国内の「プーチン離れ」が加速する、とも。軍事ジャーナリストが言う。

「9月21日に発令した部分動員令以降、ロシアでは招集事務所が襲撃を受けたり、国外脱出者が続出したりするなど、招集逃れによる大混乱が発生しています。軍はすでに戦意喪失しており、プーチンへの反発は頂点に達しているといいます。水面下で政権転覆の動きが勃発する可能性は高いとみられていますが、いかんせん、プーチンの権力は絶大。仮に軍部がクーデターを計画しても、担ぎ上げるべき強力な人物がいません。そのため、囁かれ続けている暗殺の方が現実的と言えますが、プーチンも最大限の警戒網を張っている。ただ、国内のこうした攻防が表沙汰になるのも、時間の問題でしょう」

 ロシアの内相顧問は、来年1月に2度目の動員令発令をすべく準備を進めていると明かにしており、50~70万人が動員される計画だという。

 今回の本土攻撃によりその時期を早め総攻撃を仕掛けるのが先か、プーチン政権がいよいよ追い込まれるのが先か。いずれにせよ、これ以上の無駄死にを増やしてはならない。

(ケン高田)

カテゴリー: 政治   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
【米ゴルフツアー】コリン・モリカワが生放送で松山英樹に「放送禁止用語」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
4
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」
5
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!