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記事全文を読む→「被災地侮辱」で袋叩き…埼玉栄高校「校長謝罪文」に学ぶトラブル対処の作法
スポーツ強豪校、埼玉栄高校(さいたま市)サッカー部が大炎上中だ。発端はサッカー部員がSNSに投稿した、東日本大震災の被災者に対する不適切動画である。
「東日本大震災の、これを見ている方、生きていてとてもうれしいです。また、死んでしまった人は墓の下で聞こえないと思うが、ほんとに悔しいです。(ここで嘲笑)本当に残念です(さらに爆笑)」として、最後にはキリスト教の祈りをもじった卑猥な言葉まで付け加えている。
犠牲者を冒涜する下劣な言動を、あえて3月11日に投稿。被災者や津波犠牲者の遺族を嘲笑する内容がSNS上のインフルエンサーに取り上げられると、瞬く間に拡散した。
騒動の翌日、同校のサイトが掲示した校長の謝罪文が、さらにネットユーザーの怒りを増幅させることに。謝罪文は冒頭で被災者に謝罪しているものの、
「本校では、これまでも毎年SNS教育を行い、ネットリテラシーについては生徒に何度も教育を施して参りましたが、今回の件を受けまして、まだまだ心の教育が生徒個々に行き渡っていなかったことを深く反省しますと共に、このような事態を防げなかったことに対し、大変悔しい思いをしております。今後は、このようなことが二度と起こらないように、当該生徒も含め、全校生徒に対してよりきめ細かな心の教育による道徳心の向上を図ると共に、ネット社会、特にSNSに対するリテラシー教育を更に充実させていく所存です」
つまりは当該生徒への処罰はなく、SNS上に動画が拡散したことを反省する内容と受け止められるものだったのだ。これが学校の教育方針にまで波及することになる。
「津波の犠牲者に対する侮蔑が問題となっているのに、校長は『SNSに動画を上げたのが問題』であるかのように、論点がズレまくっている。水泳日本代表の瀬戸大也などを輩出したスポーツ強豪校ですが、気の毒なのは今春、サッカー部に入部してくる新入生です。廃部や活動休止を免れ、インターハイや高校サッカーに出場できたとしても、選手たちは針のムシロでしょう。不謹慎動画の影響で、他部員の大学スポーツ推薦もままならなくなりそうです」(地元記者)
謝罪するはずの記者会見で「レジオネラ菌は大した菌じゃないと思っていた」と爆弾発言した福岡の老舗旅館の元社長が死亡する事件があったばかり。
「トップが問題点を勘違いしたまま公式の場で発言するとさらに深傷を負い、取り返しがつきません。今回の件も、顧問弁護士や経営コンサルタントなどに相談して謝罪文を考えれば、被災者の怒りの火に油を注ぐ事態は回避できたと思います」(前出・地元記者)
新型コロナ前までは修学旅行でアメリカのユニバーサルスタジオに遊びに行くという、派手な校風の埼玉栄高校。物見遊山より、被災地ボランティアでもした方が、スポーツマンシップを養えるのではなかろうか。
アサ芸チョイス
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