社会
Posted on 2023年03月17日 17:59

「なりたい職業ランキング」発表で…10年前に「キャバホステスになりたい」と言った小中学生の今

2023年03月17日 17:59

 3月16日、第一生命保険が発表した2022年度の「将来なりたい職業ランキング」第1位は、小中高生の男子、中高生の女子が「会社員」で、小学生女子は「パティシエ」となり、20年度から3年連続で同じ結果だった。

 このランキングで思い出すのは、2013年の「将来女子中高生がなりたい職業ランキング」で、キャバ店ホステスがトップ10にランクインしたことだ。当時は雑誌「小悪魔ageha」など、ホステスがメディアによく出ていた影響もあり、小中学生の間にも浸透する職業だった。

 あれから10年。当時、憧れを抱いていた世代に「その後」について聞いてみた。大阪ミナミのキャバ店に勤務する24歳の女性は、

「昼間は不動産屋で働いています。うちの店は18歳から25歳のキャストが多いのですが、昼と掛け持ちしているキャストばかり。夜一本という子は最近、見かけません。コロナ禍で店が時短や休業続きになったことで、水商売だけでは不安だと、より安定を求めるようになりましたね」

 都内のコンセプトカフェに勤務する20歳の女子大生は「キャバ店の仕事に魅力を感じない」として、次のように語った。

「小学生の時は憧れがありましたが、今の時代は不景気やコロナ禍で大変そうじゃないですか。それに、お金は欲しいけれど、夜の世界に染まりすぎたくないというのが本音です。今は学生アルバイトでも、選ぶ子は減ってきています。就活の時にキャバ店で働いていたことがバレたら、不利になりそうですし」

 ひと昔前ならキャバ店でアルバイトをする女子大生は多かったが、今ではコンカフェやガールズバーのアルバイトをするのが主流のようだ。体験を重視したい傾向がある一方で、周囲の目を強く意識する面もある、Z世代の若者達。子供の頃に憧れた夜の世界は一時的な体験にとどめ、将来は安定した職業に就きたい。そんな慎重な生き方をしているようだ。

(カワノアユミ)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/3発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク