9月に入り、スーパーの鮮魚コーナーや赤ちょうちんの店先に「新サンマ」の文字が並び始め、秋の味覚への期待が高まる季節となった。だが近年は地球温暖化や海水温の上昇などにより、記録的な不漁が常態化。かつての庶民の魚はすっかり「高嶺の花」と化しつつ...
記事全文を読む→それがどうした!弘兼憲史のラクラク処世訓「ナンパありきの飲み会でストレス発散するよりもデキる上司と付き合うべし」
【相談】
会社の上司に関して相談です。年次で7年先輩のKさんは仕事後の打ち上げが大好きで、僕や同期のMを誘いご馳走してくれます。しかし、居酒屋で女性を見かけると「美人に声を掛けないのは失礼だ」などと言い、後輩の僕らにナンパをさせます。ほぼ失敗しますが、稀に成功してもお持ち帰りするのは先輩だけ。弘兼先生ならこんな飲み会に行きますか?(29歳・メーカー勤務)
【回答】
後輩を誘って飲みに行くだけでもいろいろと気を遣う、このご時世に、すごい先輩ですね。しかも、居酒屋でナンパ。何だか昭和の時代です。
まず、このKさんはズルいと思います。ナンパをするなら後輩を使わずに自分でやればいいのです。あなたも、先輩のためにナンパをする必要はありません。
先輩から言われたら「あなたが勝手にやってください」と言えないものでしょうか。そんなに怖い先輩なんですか。もし、それが「ご馳走」の対価であれば、自分でお金を出して好きなものを飲んだり食べたりするほうがよっぽど建設的です。
私も大学を卒業して数年サラリーマンを経験しましたが、飲む相手と言えば、ほとんど同僚でした。それも同じ部署ではなく、経理や総務などの他部署。
しかも、みんなから嫌われている部長とあえて飲みに行くこともありました。そうすると、その人がなぜ嫌われているのか、何となくわかるようになってくるのです。いわば反面教師です。そのうち、その部長にかわいがられるようになり、大阪の料亭などに連れて行ってもらったり、仕事のノウハウを教えてもらったりと、ずいぶんお世話になりました。
「お局様」と呼ばれて、恐れられていた女性社員とも仲よくなりました。社員食堂でいつも一人で食事をしていたので「ご一緒してもいいですか?」と声をかけたのです。最初こそギョッとされましたが、心を開いてくれて「部長とあの人は昔付き合っていたのよ」など、社内の㊙情報をこっそり教えてくれるようになりました(笑)。
狭い社内で生きていくには、こういう情報が役立つこともあるでしょう。といっても、私は3年ほどで退社してしまいましたから、結局、生かす場面には遭遇しませんでしたが。
さて「弘兼さんは行きますか?」との回答ですが、「絶対に行きません(笑)」Kさんよりも、もっと仕事ができそうな人を探して、その人と行くでしょう。
あなたに関して言えば、K先輩と飲むことにメリットを感じているのなら、これからも行けばいい。それはあなたの自由です。
楽しく、日頃のストレスを発散できたり、新しい人脈を作ったり親睦を深めたりして、自分の仕事に生かすことができるのも飲み会のいいところですから。
しかし、出世を考えたらKさんは、あなたのためにならない感じがします。それよりも、仕事ができる人と飲み行くことをオススメします。
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