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【相談】
今まで仕事で大阪を訪問したことは何度かありますが、取引先を回るだけでろくに大阪を観光したことはありませんでした。今回、大阪・関西万博のチケットを入手し、初めて観光で大阪へ行くことになりました。弘兼先生は昔、大阪にお住まいだったとか。オススメの名所やグルメを教えてください。(会社員・48歳)
【回答】
私が大阪に住んでいたサラリーマン時代は、もう50年以上も前のことになるでしょうか。当時は、仕事が終われば、淀屋橋や新地などに遊びに行きました。今では、あべのハルカスも建設され、その頃とは街の景色もずいぶん変わっています。
大阪といえば、通天閣や心斎橋、難波などありますが、まずはチケットを入手された「大阪・関西万博」が断然オススメです。もちろん、私も行く予定です。
1970年の大阪万博日本万国博覧会)は、ちょうど私がサラリーマンになった年でした。会社から会場までが近かったこともあり、10回ぐらいは足を運びました。同僚には40回も行った強者もいたほどです。
今のように情報が多い時代ではありませんから、先端技術を駆使して建てられたパビリオンには感動しました。特に、海外のパビリオンは楽しかったです。例えば、ロシア館に行ってキャビアやボルシチを食べると「こんな食べ物があるのか!」と大いに驚いたものです。夜は、スウェーデンやフィンランドのパビリオンに行って食事をしたのもよく覚えています。目玉だった「月の石」も行きました。当時は月から石を持ってくることはすごいことでしたから、4時間並んで見ました。
万博の見どころは、何といっても建造物。ここが、各国のデザイナーの腕の見せどころです。今回も、アンモナイトを模した渦巻き状の建物など、突拍子もないデザインの建造物が、あちこちに建っていると聞きます。混雑や建設中で入れないパビリオンもあるかもしれませんが、何気なくフラッと入っても、どこもおもしろいと思います。
大阪グルメで言えば、やはり関西は粉もん文化ですから、うどん、お好み焼き、たこ焼きは外せません。
個人的に一番好きなのが、うどん。ご存じの方には言わずもがなですが、関東のような醤油ベースの真っ黒なつゆではなく、すきっとした透明なつゆが特徴です。
東京の大学から大阪の会社に最初に行った時に、会社の先輩に連れて行ってもらったのが、本町の「美々卯」。ここの名物は「うどんすき」です。鍋に鶏肉、白菜巻、がんもどき、椎茸、人参、エビ、ホタテ風味真丈、もち、わかめなど、いろいろな具材を入れて食べます。それまで学生で、町中華しか行ったことのないような私には夢のようなごちそうでした。
あと忘れていけないのが箱寿司です。大阪のお寿司といえば、握りよりも箱寿司。押し寿司の一種で、木製の型に、エビや魚の切り身と酢飯を重ねて詰め、押して四角い形に整える寿司です。
万博効果もあり大阪が注目されています。出張とは違う大阪観光を楽しんでください。
アサ芸チョイス
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