芸能

花創作作家になった志穂美悦子が夫・長渕剛の女優密会を語った「禅問答のような名言」

 かつてのアクション女優が、今は花創作作家として活躍…といえば、誰のことかおわかりだろうか。長渕剛の妻である志穂美悦子である。インスタグラムでは様々な写真を公開しているのだが、その美貌は67歳になった今も変わらない。

 32歳の時に長渕と結婚し、芸能界を引退。なぜ引退したのかといえば、「私がウチにいないと(長渕は)何をするか分からない」という理由だ。それでも長渕は、他の女性と浮名を流すことが少なくなかった。

 かつて私は芸能記者として、女優Sのマンションから朝帰りをした現場を押さえた後で、自宅を訪ねたことがある。偶然にも自宅前の大きな庭で、花を植えるなどしている志穂美と会うことができた。相変わらずの美貌だった。気取った様子もなく、真摯に対応してくれた。

──長渕さんとお付き合いしている女優さんがいることは知っていますか。

「いいえ、知りませんでした。でもあまり心配はしていないんです」

──といいますと?

「彼は太宰治のような人間だと思っていますので」

 私にはイマイチ、意味が分からなかった。太宰の女性関係が派手だったことは有名だから、そうした意味なのか。それとも太宰と同じように、才能あふれる人間だという意味なのか。あるいは神経の細やかさが似ているということなのか。

 私は正直に彼女に「意味が分からないんですが」と尋ねた。

「太宰は太宰ですよ」

 まるで禅問答のようである。その後は質問を打ち切られてしまった。私は意味が分からないまま、彼女の言った「長渕は太宰のような人間」と原稿に書いた。

 もうあれから30年ぐらいも月日が経つが、あれだけ女性関係が報じられたのに夫婦仲は円満で、志穂美は花創作作家として、楽しそうな日々を送っているようだ。

 今思えば、彼女が言いたかったのは、長渕が何をしていても、どうせ私のところに戻ってくるから、という自信だったのではないだろうか。つまり男が遊んでいるように見えても、所詮は私の手のひらの上で遊ばされているのよ、という自負。

 こんな強い女房を持てば、最後には女房の尻に敷かれてしまう。お見事な操縦術だと、改めて感心するのである。

(深山渓)

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