社会
Posted on 2023年04月30日 17:58

GWの磯遊びは超キケン!触っただけで死に至る猛毒「カツオノエボシ」とは何だ

2023年04月30日 17:58

 4月下旬、鹿児島県奄美大島の海岸に「カツオノカンムリ」と呼ばれる有毒クラゲが大量漂着したことが大きなニュースになった。カツオノカンムリの触手に刺されると、刺された部分が腫れたり痛んだりするものの、死に至ることはほんどないとされている。

 一方、本州の太平洋沿岸には、このカツオノカンムリによく似ているが、これとは比べものにならないほどの強い毒性を持つ猛毒クラゲ「カツオノエボシ」が棲息している。

 カツオノエボシは数メートルの長い触手を持ち、これに触れて刺されると、電気ショックを受けたような激しい痛みに襲われ、場合によってはそのまま死亡してしまうこともある。また、一度目は大丈夫でも、二度目に刺されると、アナフィラキシーショックを起こし、これまた死亡する危険性が指摘されている。

 通称「電気クラゲ」として恐れられるゆえんだが、神奈川県の湘南ビーチで活動するライフセーバーも、次のように警告している。

「カツオノエボシは春から夏にかけて、海岸の近くにまで漂流してくることが多く、主に遊泳者やサーファーが被害に遭います。ですが、浜辺に打ち上げられたカツオノエボシも危険。死んだ個体の触手に触れても、刺されてしまうからです。浜遊びや磯遊びの際に、死んだカツオノエボシを見つけても、絶対に触ってはいけません」

 実は昨年の夏にも、カツオノエボシが湘南ビーチ一帯の浜辺に漂着するという出来事があった。この時、例えば鎌倉市では、1日だけで68件のクラゲ被害が報告され、そのうち10人が救急搬送される事態に発展した。

 カツオノエボシは、半透明の白っぽい風船のような頭部から、青い触手が垂れ下がったような姿をしている。浜辺に打ち上げられたその奇妙で美しい死骸を見て、子供たちが思わず触って被害に遭うケースが多発しているのだ。

 もしも刺された時は、ピンセットなどで触手を静かに剥がし、速やかに医師の診察を受ける必要がある。

 また、間違っても触手を素手で剥がしてはならない。患部を素手で触れると、素手にも触手が突き刺さり、被害を拡大させてしまうからだ。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    事件
    2026年09月21日 13:30

    沖縄県の新知事、古謝玄太氏の周辺がキナ臭くなっている。9月13日の沖縄県知事選では開票0%で当選確実が出たが、9月16日にX上で「浮島龍美」を名乗る人物が古謝氏の家族の通学先、関係先を特定、拡散。17日になってもネット上の愉快犯が浮島氏の投...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月23日 15:45

    長年、親しまれた「Suicaのペンギン」の後釜は、どのキャラになるのか。JR東日本が進める「Suica」の新キャラクター選びが、思わぬ波紋を広げている。現行のペンギンは2001年のサービス開始から、カードや駅の案内でおなじみの存在。今回の交...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク