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プロ野球「危うい事情」ズバリ座談会(4)日ハムは新庄効果も薄れ…

A パ・リーグに目を向けると、日本ハムは今年も他球団のカモだな。

B 新球場(エスコンフィールド北海道)の見てくれだけは立派になったけど、まだ周辺の整備が追いついていない。

C 最寄り駅からのアクセスが悪すぎて、帰りはバス待ちの行列ができています。ナイター終わりで1時間待ったら、終電を逃すことだってある。試合後の選手たちでさえも駐車場からなかなか出られないんですから。

A 雨の中、高齢者がズブ濡れで2時間もシャトルバスを待たされたこともあったらしいな。新庄剛志監督(51)が「こんなことでは、お客さんが7回で帰ってしまう」と嘆いていたのも当然だ。

F ちなみに、そのバスは現金かVISAカードしか使えない。交通系ICカードが使えないから、現金払いにもたついて、よけいにバスの乗り降りに時間がかかるんだ。

A なのに球場内はキャッシュレスで現金が使えないって、どういうことだよ!

C 徐々に地元ファンの心も離れていってますよ。もともと、新庄監督なら「チーム成績関係なしに集客できる」という皮算用がありました。ところが、昨季同様の弱いチームではファンが集まりません。ましてや札幌ドームよりも立地が悪ければ、なおさらというものです。

B シーズンシートの売れ行きも芳しくない。新球場建設の借金も返さなきゃならないから、客寄せのために新庄監督のトークショーを開催する計画まで練られる始末で‥‥。

A 付け焼き刃にもほどがある。ところで、オリックスにFAで加入した目玉の森友哉(27)は、エースの山本由伸(24)の登板時にマスクを被らせてもらえてないけど。

E いずれはDH専門になるんじゃないですか?

D ディフェンス面の数字が芳しくないですよね。森が先発マスクの時は11試合で防御率3.24、対して若月健矢(27)が先発だと8試合で2.02(いずれも4月20日現在)。2試合を山本が投げているとはいえ、結果は歴然です。

C 実は、森が抜けた西武は防御率がよくなったんです。パスボール量産の危惧も減るなど、守備面はいいことづくし。しかも、代わりに打線に加わった外国人の調子も悪くない。結局、昨季の成績、打率2割5分1厘で8本塁打、38打点ぐらいの成績なら代わりはいくらでもいますからね。

A 森不在のダメージはナシなのか。松井稼頭央監督(47)は選手からの信頼も厚いらしいな。

D 求心力を失っていた辻発彦前監督(64)とのギャップもあるのでしょう。18年にCS敗退時にファンの前で“ウソ泣き”を見せたことで栗山巧(39)ら主力から総スカンでしたからね。

B 2人の“疫病神”が抜けた西武は台風の目になりそうだ。

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