芸能

新漫才レース「THE SECOND」が大荒れ…スリムクラブら出場芸人がブチギレた「不公平で異常な審査方法」

 新たな漫才賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」(フジテレビ系)が、5月20日に放送される。4月30日にはファイナリスト8組が発表されたのだが、敗退した芸人から審査システムに怒りの声が上がっているという。

 これは結成16年以上のお笑いコンビのみが出場できる、漫才賞レース。4月29日と30日にファイナリストを決める準決勝が開催され、三四郎に敗れた流れ星☆・たきうえのツイートが物議を醸した。

「悔し過ぎるから愚痴らせて。審査員全員がお笑いマニアはダメだわ。こっちは娯楽映画撮ってんのにニッチなフランス映画に負けた感じ。今のシステムだとニッチなネタが有利過ぎる」

「三四郎のネタは面白かったけど賛否両論あって然るべきネタなのに会場は『賛』しか無かったのが異常で怖かった」

 審査方法に真っ向から苦言を呈したのである。

「THE SECOND」は、会場にいる観客が審査員となるシステムだ。たきうえによれば、三四郎がお笑いファンだけにわかる漫才を展開したところ、一般のお笑い好き審査員が、そのマニアックなネタを評価。その結果、幅広い層に受ける漫才を用意したと自覚するたきうえは、敗北したことがどうしても納得できなかったというのである。

 この大会には別の不満も噴出していると、お笑いライターが語る。

「トーナメント方式ゆえ、ネタが終わるたびに観客が3点を振り分けることになっています。ですが先攻のコンビを審査する場合、多くの観客が後攻コンビのことを考えて様子見するため、点数を抑えてしまう可能性が指摘されている。現に準々決勝では、勝ち上がった16組のうち13組が後攻、そして今回の準決勝でも、8組中7組の後攻コンビが決勝進出を果たしました。敗退したスリムクラブの真栄田賢も、ラジオ番組で『(相方の内間政成が)審査に納得いかねえって(言ってた)』と、この審査システムへの不満をあらわにしています」

 5月20日に生放送される決勝には、スピードワゴン、三四郎、超新塾、ギャロップ、テンダラー、マシンガンズ、囲碁将棋、金属バットの8組が出場する。芸人や視聴者の反感を買うことなく、無事に大会を終えられるのか。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係
3
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
4
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄
5
新2軍球団「オイシックス新潟」でくすぶる元広島・薮田和樹と元阪神・高山俊の「1軍復帰ロード」