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記事全文を読む→あべ静江 デビューしてからは「エレベーターで寝るほど超多忙」/テリー伊藤対談(1)
●ゲスト:あべ静江(あべ・しずえ) 1951年、三重県松阪市生まれ。1973年、「コーヒーショップで」で歌手デビュー。続く「みずいろの手紙」もヒットし、その年の日本レコード大賞で新人賞を受賞、翌年には紅白歌合戦の出場も果たす。また俳優としても「トラック野郎・爆走一番星」、「思えば遠くへ来たもんだ」、「遠山の金さん」(テレビ朝日系)など、多くの映画・ドラマ・舞台に出演した。近年は「夢スター歌謡祭春・秋」で江木俊夫氏やおりも政夫氏、保科有里氏と司会を務める。
1973年に歌手デビューしたあべ静江。「コーヒーショップで」「みずいろの手紙」など、立て続けに大ヒットを飛ばし、一躍トップアイドルに。それから50年の芸能生活を駆け抜けた。普段から電話で話す間柄の天才テリーを前に、超多忙のデビュー時から昨年の脳梗塞までを振り返った。
テリー あべさんが「コーヒーショップで」で歌手デビューしたのが1973年5月25日。ちょうど50年前になるんだね。
あべ そうですね。いろんなことがありすぎて、簡単には振り返りきれないですけど(笑)。
テリー 73年デビューって誰と同期になるの?
あべ たくさんいますよ。山口百恵ちゃん、桜田淳子ちゃん、浅田美代子ちゃん、安西マリアちゃん、沢田亜矢子さん、水沢アキちゃん、男性は藤正樹君がいて。
テリー 仲よかったの?
あべ うーん。みんな忙しすぎて、あんまり会話する時間がなかったですね。同期ではないけど、南沙織ちゃんとは気が合って、お互いの家に遊びに行ったりなんかしてましたけど。
テリー あ、そうなんだ。夜遊びとかもした?
あべ いや、もう遊ぶ元気はなかったですね。フル回転で働いてましたから。デビューして3年ぐらいは休みもほとんどなかったです。
テリー じゃあストレスとか溜まったでしょう。
あべ 溜まってたのかもしれないですけど、それを感じる暇がなかったですね。当時11階に住んでたんですけど、エレベーターに乗ったらすごい睡魔に襲われて、11階に着くまで寝て、夢まで見たっていう記憶があります(笑)。
テリー ええっ、すごい。じゃあお金は貯まったね。
あべ でも私、デビューしたらすごく貧乏になったんですよ。おしゃべりの仕事をしてる時は、けっこう貯金があったんですけど。
テリー 歌手デビュー前は東海ラジオとFM愛知でDJをやっていたんだよね。あれ、ギャラよかったんだ。いくつ?
あべ 19歳から21です。
テリー どのぐらい稼いでたの?
あべ わからないですけど、けっこう貯金がありました。
テリー 使う時間がなかったの?
あべ いや、使ってたんですけど、ほんとにずっと仕事をしていたから。
テリー だって、歌手になってからもエレベーターで寝ちゃうぐらい忙しかったわけじゃない。
あべ そうなんですけど、歌手になってからは衣裳を自分で買ったりして、なんか知らないけど「私、すごい貧乏だな」って。
テリー ラジオはどういう番組をやってたの?
あべ 東海ラジオの番組は土曜の夕方の生番組で、サテライトスタジオでやってましたね。FM愛知の番組は、スタジオで月曜から土曜日。
テリー ということはお客さんが見に来るわけだ。すごい人だったでしょう?
あべ すごかったです。ゲストの方もいるので、そのファンも集まって。
テリー そうか。
あべ で、当時、井上陽水さんの人気がすごい出てきた頃で、一度ゲストで出ていただいたんですけど、別に用事もないのに翌週もいらしてたんですよ。
テリー ん? 何で?
あべ わからないですけど、なぜかマネージャーさんと2人でいて。2人とも体が大きいからすごく目立つんですよ。「何なんだろうね」って話をしたのをよく覚えてます。
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