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「パ・リーグではもう通用しない」楽天・田中将大は「コスパ最悪」のまま200勝できるのか

 このまま引退に追い込まれてしまうのか──。東北楽天イーグルスの田中将大が5月23日のオリックス戦で、4回0/3を10安打7失点と今季最短KOで、3敗目を喫した。中10日という万全の体調でのマウンドとなったが、大炎上する厳しい内容だった。五回は無死一、二塁で頓宮裕真に適時打を浴び、1アウトも取れないままマウンドをあとにした。田中の投球を見たスポーツライターは、

「速球を簡単にとらえられるなど、とにかくコントロール力が落ちています。全盛期のように直球で押すピッチングができない分、制球が生命線になってくるのですが。現状、投げているボールでは、パ・リーグのバッターには通用しないでしょう」

 プロ野球史上、歴代最高額の推定年俸9億円で2021年に日本球界に復帰したが、ここまで思うような成績を残せていない。それでも2022年は現状維持、2023年は推定4億7500万円で契約している。

「ここ最近は、集客面や人気面を改善する客寄せ役としての機能も、物足りない状況となっています。チームが低迷していることもあり、本拠地で田中が投げても盛り上がりません。極めてコスパが悪く、今オフはさらなる減俸が予想されています。目下、田中の目標は、あと8勝に迫っている日米通算200勝。これが達成されてしまったら、スパッと現役を辞める可能性もあるでしょう。田中はプライドが高く、ボロボロになるまで選手生活を続けるタイプではありません。これまでの推定生涯年俸は200億円と、お金にもいっさい不自由していませんし」(前出・スポーツライター)

 2012年3月に結婚した里田まい、7歳の長男、3歳の長女と野球を離れてゆっくり生活する日も、そんなに遠くはないのかもしれない。

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