芸能

TM NETWORKが新曲書き下ろしで小室哲哉が問いかけた「僕たちは一発屋だったのか」

「半分くらいジョークなんですけど、僕たち一発屋じゃないよね、っていつも言ってる。代表曲があるのは素晴らしいこと。とはいえ、どうしてもTM NETWORKで代表作は『GET WILD』だって。これはもう、しょうがない」

 これは小室哲哉が口にした自虐ネタだ。小室、宇都宮隆、木根尚登による音楽ユニットTM NETWORKが「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」(9月8日公開)のオープニングテーマ曲を新たに書き下ろし、エンディングに大ヒット曲「GET WILD」が採用されることになったのである。3人が揃って登場した、この6月13日のプレス発表イベントの模様は、YouTubeチャンネル〈oricon〉で一部公開されているのだが、はたして彼らは一発屋として認識されているのか。

 1984年4月にシングル「金曜日のライオン(Take it to the lucky)」でデビューしたTM NETWORKは、1年目からライブツアーを催すなど、順調なスタートを切った。

 1987年に放送開始のアニメ「シティーハンター」(日本テレビ系)のエンディングテーマに起用された10枚目のシングル「GET WILD」が、初のオリコンベスト10入り。この年の年末、「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)に初出演を果たしている。

「いや、彼らのヒット曲はそれにとどまりませんよ。1988年、ドラマ『痛快!ロックンロール通り』の主題歌に起用された『RESISTANCE』、アニメ映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主題歌『BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)』、宮沢りえの主演映画『ぼくらの七日間戦争』の主題歌『SEVEN DAYS WAR』と、立て続けに話題作を発表しました。この年の11月にリリースした15枚目のシングル『COME ON EVERYBODY』で、NHK紅白歌合戦に初出場しています」(エンタメ誌ライター)

「GET WILD」は紛れもない代表作だが、「一発屋」発言は「シティーハンター」ファンに向けての、小室風リップサービスだったのだろう。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
【米ゴルフツアー】コリン・モリカワが生放送で松山英樹に「放送禁止用語」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
4
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」
5
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!