スポーツ

阪神・佐藤輝明を復活させた「森下バット」20グラム軽量化の絶大効果

 阪神・佐藤輝明内野手がようやく復調してきた。

 7月26日、巨人戦の2回には先制点をお膳立てする右前打。7回には左前適時打を放って同点に追いつき、逆転劇を演出した。

 これで佐藤輝の直近5戦の成績は打率3割5分、1本塁打、6打点。5試合連続安打で2試合連続マルチ。さらに3試合連続打点と明らかに状態が上向いてきている。

 佐藤輝の打撃復調の要因の一ついわれているのがバットを変えたこと。23日のヤクルト戦(神宮)の第4打席から森下翔太のバットを使用。長さは佐藤輝とほぼ一緒の85.1センチだが、重さは10~20グラムほど軽い870グラム前後だという。

 このあたりについて27日放送の「おはよう朝日です」(ABCテレビ)に出演した阪神OBの桧山進次郎氏はこうコメントしていた。

「10~20グラムといえば相当ですよ。5グラム違うだけで違うので。ましてや人のバットでしょ。感覚も違う。持った瞬間に『あっ、違うな』ってわかります」

 また最近の佐藤輝のバッティングについては、

「ここ数試合、あまり強振していない。今までだったら(ボールが)見えたら振るみたいな感じだったけど、今はコンパクトに振れているので、それがいい」

 と解説していた。

 このまま佐藤輝が完全復調となれば、後半戦の阪神も期待できるのではないか。

(鈴木十朗)

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