政治

通信傍受阻止で「専用電話ブース」を携行させる「電波系神経症」/暗殺が怖い!プーチン「異常行動」プロファイル(4)

 異常行動プロファイルの第4回目は、独裁者プーチンの「電波系神経症」だ。

 精神医学の世界に電波系神経症なる病名は存在しないが、ここでは「外部からの通信傍受をはじめとする電波系に対し、異常な警戒や執着を示すプーチンのパラノイア(誇大妄想、被害妄想などに囚われる偏執妄想症)状態」を炙り出したい。

 プーチンがインターネットや携帯電話をいっさい使用せず、もっぱら信頼できる側近らから情報を入手していることは、ロシア専門家の間ではよく知られた事実だ。昨年10月、妻子とともにトルコに亡命したFSO(ロシア連邦警護庁)の元情報将校グレブ・カラクロフ氏も、その理由は通信が傍受されることを極度に恐れているからであり、大統領執務室にあるパソコンもただの置き物にすぎないことを暴露している。

 だが、プーチンの電波系神経症は、それだけではなかった。外遊の際、プーチンは専用の通話ブースを常に準備させ、携行させていたというのだ。

 プーチンの異常行動に詳しい国際諜報アナリストが明かす。

「通話ブースは縦横2.5メートルの立方体で、ブース内には専用電話が設置されている。外部からの通信傍受を阻止することができるのです。海外に出かける際、プーチンはこの通話ブースの携行を必ず命じて、ブース内でしか通話を行わなかったとされています。さらには、海外にあるロシア大使館の敷地内の地下に同様の通信施設を設けさせたり、爆弾待避所を設置させたりしたといいますから、まさに病的な警戒ぶりと言っていい」

 この国際諜報アナリストによれば、最近のプーチンはまた、ロシア国内での隠密移動の際、GPS(全地球測位システム)信号を妨害する特殊な装置を携行させ、ドローン(無人機)攻撃によって暗殺されないよう、神経を尖らせているというのだ。

 これまで報じてきたように、偽装執務室に特別装甲列車、秘密の地下駅に秘密の地下壕、そして専用通話ブースにGPS信号妨害と、独裁者プーチンに安住の時と地は存在しないのである。

(つづく)

カテゴリー: 政治   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「花咲舞が黙ってない」第3シリーズ「主演候補」は今田美桜のほかにもうひとりいた
2
やす子に異変!最大のストレス発散法「貯金額を見る」で大いに問題になること
3
【悲願構想】巨人「築地ドーム球場建設」2034年に本拠地移転でついに「松井秀喜監督」を誕生させる
4
テレビ朝日・斎藤ちはるアナ「ラグビー姫野和樹とお泊まり交際」に局内大歓迎の理由
5
佐々木朗希・佐藤輝明・堂林翔太の「欠陥プロ野球カード」に「マニア大量購入⇒高額転売」のウハウハ