スポーツ

顔面真っ青の日大・林真理子理事長に残されたアメフト部「廃部」決断

 日大アメフト部寮での大麻所持事件を巡って8月22日、警視庁が別の部員も大麻を所持していた疑いがあるとして東京都中野区の寮を再び家宅捜索した。

 日大では5日、アメフト部の3年生部員が覚せい剤と大麻を所持していた疑いで逮捕されている。また今年7月に寮で大麻のような不審物が見つかったにもかかわらず、警視庁への報告が12日後だったことなどが疑問視されていた。

 2度目の家宅捜索が入ったことを受け、林真理子理事長は急きょ自宅から車に乗り込んで大学へ向かったが、報道陣の呼びかけには一切応じることはなかった。8日に開いた記者会見では「スポーツに対して遠慮があった」などと発言し事態を全く把握していなかったことを露呈させていたが、これでさらに追い込まれることになりそうだ。スポーツライターが語る。

「林氏が顔面蒼白で車に乗り込む姿を見る限り、家宅捜索はまさに青天の霹靂といった具合でした。ただ、そもそも最初の調査の段階で複数部員の関与の可能性はあったわけで、時間の経過で立件は難しいだろうと高をくくっていたようにも取れる。いずれにせよ、林氏が全ての膿を出すことなく乗り切ったつもりになっていたとすれば完全な『お飾り』状態で、もはや何のための理事長なのか理解に苦しみます」

 日大は、5日から無期限の活動停止としていたアメフト部の処分を10日に解除している。その理由として「部員1名による薬物単純所持」を挙げ、「個人の問題を部全体に連帯責任として負わせることは、競技に真剣に取り組んできた多くの学生の努力を無に帰することになる」などとコメントしている。

 この判断を素通しした林氏が自ら「廃部」を口にするくらいでなければ、もはや世間の信用は得られないのではないだろうか。

(ケン高田)

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