スポーツ
Posted on 2023年09月12日 09:59

「サード坂本勇人・ファースト秋広優人・レフト岡本和真」巨人・原監督が明かした究極の構想

2023年09月12日 09:59

「和真はそこそこサードをできますが、本当の意味での守備範囲という部分からするならば、やや不安はある」

 こう語ったのは、巨人の原辰徳監督である。衰えが見えた坂本勇人をサードに転向させ、ショートにはルーキーの門脇誠を据える。そして押し出されるようにファーストに「異動」したのが、主砲・岡本和真だった。

 岡崎郁氏のYouTubeチャンネル〈アスリートアカデミア【岡崎郁公式チャンネル】〉に9月10日に登場した原監督は、冒頭の弁に続いて、次のようにも語っている。

「秋広(優人)がしっかりさえすれば、ファーストにもっていきたいんですよね。で、和真はレフトにもっていきたい。和真のレフトは、秋広の外野よりはるかにレベルは上ですね」

 もっとも、秋広のスタミナ面がもうワンランク上がらなければレギュラー定着は難しく、岡本をファーストに起用した方が守備力で勝るとした。

 三塁手としてベストナイン1回(2020年)、ゴールデングラブ賞は2回(2021、22年)という岡本だが、現役時代の原監督は同じく三塁手としてベストナイン3回(1983、87、88年)、ゴールデングラブ賞2回(1987、88年)。外野手にコンバートになってからも、ベストナインには2回(1990、91年)も選出されており、複数部門に跨ってのトータル5回の受賞は、谷沢健一氏と並ぶセ・リーグ最多タイ記録だ。

 そんな原監督は、守備についてこんな発言も。

「守備力というのはね、ある程度、計算ができないとね。『えーっ』みたいなプレーがね、時に海を渡って日本に戦いに来てくれた人でも『えーっ』みたいなプレーが出てしまうとね…」

 今季、巨人に加入したルイス・ブリンソンの拙守を指してのことなのだろう。さて、岡本がレフトに収まるのはいつなのか。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク