スポーツ

大谷翔平の脇腹痛には「監督もコーチも誰もモノ申せない」というダメダメな状況

 右脇腹を痛めているエンゼルスの大谷翔平が9月11日、シアトル・Tモバイルパークでのマリナーズ戦に「2番DH」でスタメンに名を連ねたが、試合前に取り消され、先発を外れた。ウォーミングアップ、打撃練習後に大谷サイドがネビン監督に「今日はまだ出られない」と伝えたからだ。代打での起用もなく、9月4日から8試合連続で欠場。このままシーズン終了となってしまうのだろうか。メジャー事情を知るスポーツジャーナリストは、

「バットを振った時に右肘をかばい、いつもと違うスイングになっていたことが脇腹痛の原因と考えられます。力みが出ると、脇腹に負担がかかるといわれますね。仮に一時的に治って試合出場しても、脇腹は再発しやすく、痛めると体全体のバランスを崩しやすい。さらに別の箇所の故障にもつながりかねません。無理はしない方がいいですね。はっきりと首脳陣が止めないといけません。それがなぜ、できないのか。監督、コーチら誰もが大谷の言いなりで、モノ申すことができない現状を物語っています」

 大谷は本塁打数リーグトップを独走。残り試合を欠場しても、タイトル獲得は濃厚な情勢だ。ここまで135試合に出場して打率3割4厘、44本塁打、95打点という数字を残している。

「体が強く、試合出場への執念が強い大谷自ら欠場を申し入れた点から、重症の可能性もありますね。フルスイングできる状態ではないといいますから。3月のWBCからフル稼働しているだけに疲労の蓄積は多く、安静に休養すべき。大谷は日本の宝であり、世界の宝でもある。試合に出場してバットを振れば、悪化するおそれがあります」(前出・スポーツジャーナリスト)

 今季終了後にフリーエージェント(FA)となる大谷。ケガの状況と去就はどうなるのか…。

(田中実)

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