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記事全文を読む→【ハヤブサ消防団】を盛り上げた「3人の怖すぎる人」のすごい経歴と「次作はルパン」
「半沢直樹」や「下町ロケット」などのヒット作を生み出してきた池井戸潤の田園ミステリー原作ドラマ「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系)が9月14日、最終回を迎えた。最終回の平均世帯視聴率は10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、夏休みに旅行などに出掛けて視聴者が脱落する「夏枯れ」もない大健闘。SNSではドラマの舞台で池井戸氏の故郷でもある岐阜県民が盛り上がり、実在する「八百津町」と「岐阜」「ハヤブサ消防団」がトレンド入りした。
同じく池井戸ドラマの常連、堺雅人や阿部寛、役所広司らがTBS日曜劇場「VIVANT」で視聴者をハラハラさせたのに対し、「ハヤブサ消防団」は満島真之介、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、生瀬勝久、山本耕史、麿赤兒ら「劇団の看板俳優アベンジャーズ」がユルい演技で盛り上げた。でも麿がカツラをつけて若い頃の和尚役を演じるより、息子の大森南朋じゃダメだったのか。
そしてベテラン俳優にヒケを取らなかったのが、カルト教団の狂気を演じた古川雄大、村岡希美、浜田信也の3人。あまりに怖い役のイメージが定着して今後のキャリアに影響しないか、余計なお世話で心配してしまう。
東京ディズニーシーのダンサーとして働くなどの下積みを詰んだ古川は、2007年の「テニスの王子様」が初舞台。主にミュージカルで活躍し、今秋は加藤清史郎と共演する「LUPIN~カリオストロ伯爵夫人の秘密~」で主演のルパンを演じる。
不気味な老婆を演じた村岡は「赤毛のアン」の翻訳家、村岡花子を大叔母に持つ。普段は劇団「ナイロン100°」「阿佐ヶ谷スパイダース」で活躍する舞台女優で、本人のインスタによれば、愛犬の名前は「花子」。今年11月公開予定の映画「ダウンタウン・ユートピア」に出演予定だ。
カルト教団の顧問弁護士を演じた浜田は「劇団イキウメ」に所属。木村拓哉「風間公親 教場0」、福山雅治「ラストマン」、織田裕二「踊る大捜査線」、松たか子「大豆田とわ子と三人の元夫」など話題作に出演しているのに「こんなに怖い俳優さん初めて見た」「この人見てるとオウム真理教と上九一色村を思い出す」などと騒がれたのは、役になりきるカメレオン舞台俳優の底力ゆえだろう。現在公開中の映画「遠いところ」に出演。若くして子供を産んだ沖縄の女性の困難を取り上げたこの作品で演じているのは怖い役、ではない。
ドラマでは中村倫也がカルト教団のイメージカラー、薄紫色の服をよく着ていた。先の3人の快演と川口春奈の誘惑に引きずられ、カルトに闇堕ちする伏線では、と心配されてきたのだが。
終わってみれば中村は、消防服を着ている時以外は、CM出演する「ルマンド」の外袋と同じ薄紫色を身に纏っていたというオチだった。結婚後も「ルマンド王子は健在」という、ファンへのメッセージだろうか。
(那須優子)
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