芸能
Posted on 2023年09月25日 17:59

あの「サラダ記念日」が本当は「カレー唐揚げ記念日」だったという俵万智の「まさかのカミングアウト」

2023年09月25日 17:59

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日。

 タイトルになったこの一句に、鮮烈な思いを抱いた読者は多かったことだろう。1987年に出版され、280万部に及ぶベストセラーとなった俵万智の短歌集「サラダ記念日」だ。現代口語で歌われたその新鮮さは、多くの人の心をつかんだのだった。ところがその「サラダ記念日」に食べたのは、サラダではなかったとしたら…。

 なんと俵自身が9月25日の情報番組「あさイチ」(NHK系)に登場すると、

「実はサラダ記念日に食べたのはサラダではなく、カレー味の唐揚げでした。響きがいいのでサラダにしました」

 と告白したから驚きだ。歌集を何冊も出版している詩人が、苦笑交じりに言う。

「詩は心の情景をつむぐ作業なので、本当のことしか紡げないわけではありません。フィクションを綴ってもいいのですから、そんなに驚くこともないのでは。とはいえ、与謝野晶子や金子みすゞ、茨木のりこにしても、女性詩人みな溢れ出る感情を表現していますし、その詩によって女性たちは生きる力をもらっていたり、あるいは癒されたり、悲しみを鎮めたりします。ある種のショックは理解できますが…。ただ、当時読んだ男性はサラダ記念日を話題にして、妻や家族との食卓で幸せを噛みしめていたと聞きます。そうした世代には、サラダ記念日が実はカレー唐揚げ記念日だったというのは、衝撃的かもしれません」

 なるほど、MCの博多大吉は「けっこうオレ、ショックなんだけど…」と言葉を失うわけだ。

 サラダを食べて心が洗われた経験がある世代には違和感が走るものの、

「新たにファンになった若者からは、驚きよりもむしろ、面白いとの声がありますね」(出版関係者)

「歌は暮らしの中から生まれる」と常日ごろ語っている俵。まさにその通りであり、「様々な側面」が存在するのである。俵は番組で、こう言っている。

「実際に自分が感じたことを伝えるためだったら、そのためのウソはついても大丈夫」

(小津うゆ)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月17日 07:15

    20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク