気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...
記事全文を読む→「51年ぶり退場」巨人・阿部慎之助監督の「リプレー抗議」に岡田彰布の見解は「審判がアカン」
阪神が巨人を1-0で制した7月2日の伝統の第14回戦は、8回裏に飛び出した阪神・森下翔太の「神走塁」と、巨人・阿部慎之助監督の退場劇が試合を決した。
0-0の8回二死一・二塁、大山悠輔が放ったゴロが遊撃前でイレギュラー。泉口友汰がはじいた打球を二塁手・吉川尚輝が拾って本塁へ返すと、ワンバウンド送球となって捕手・甲斐拓也のミットへ。
本塁に突入した森下と甲斐のクロスプレーは、完全にアウトのタイミング。球審の判定もアウトだったが、阪神・藤川球児監督が即座にリクエストを要求する。
というのも、森下は甲斐のタッチをよけるべく右に大きく回り込んだ後、それでもホームベースに手が届かないとみるや、這うようにしてベースへ。甲斐のタッチ寸前に、伸ばした手を引っ込めてかわすと、再び体をねじるようにしてホームベースへとタッチしたように見えたのである。
リプレー映像では甲斐のミットをかいくぐった森下の右手が、わずかに先にホームを捉えていることが確認され、判定はアウトからセーフに覆った。
巨人ベンチは騒然。阿部慎之助監督は球審に説明を求めてベンチを出たが、公認野球規則8.02「審判員の裁定」とNPB「ビデオ検証実施要項」で「リプレー検証後の裁定は最終決定、抗議すれば退場」と定められており、即退場が宣告された。
巨人監督の退場は1974年の川上哲治以来51年ぶりで、場内はどよめきに包まれた。
中継解説を務めた阪神・岡田彰布オーナー付顧問は言った。
「審判もマイクで説明すればええのにな。説明しとったら、阿部監督も退場しとらんよ」
審判団の説明不足を批判したのである。
さらに8回裏には阪神が代打・糸原健斗を告げる前に阿部監督が左腕バルドナードをコールしたため、阪神が豊田寛をそのまま打席に残したことについて、
「まだ糸原って言うてへんのに、何をしてんのかな。これは恥ずかしいね」
阿部監督の段取りミスにも苦言を呈したのだった。
野球解説者の高木豊氏は7月3日公開のYouTube動画で、リプレー判定は最終決定で抗議できないという原則を強調。
「阿部監督はストレスMAXだったと思うが、(抗議は)しちゃいけない」
ルールを理解していたものの、冷静さを欠いたと指摘した。
ちなみにこの日の責任審判(一塁塁審)によれば、
「リクエストの答えに対しては抗議できないことになっているので。『確認ですけど、これ以上、言ったらダメ(退場)ですからね』と言って『ハイ、分かってます』と本人も納得して退場になった」
そして高木氏は森下の走塁についても言及。
「森下のスライディングは球史に残る執念。あの意欲が勝利を呼び込んだ」
と大いに称賛したのである。
巨人は先発登板した井上温大が7回6安打無失点と力投したが、打線は8安打で無得点。阿部監督の退場後は二岡智宏ヘッドコーチが指揮を代行したものの、及ばなかった。
この敗戦で、巨人の阪神戦成績は4勝10敗と大きく負け越し。阿部監督はリクエスト制度の規定を承知の上で、あえて退場覚悟の抗議に踏み切ったわけだが、その「熱」はスコアに結びつかなかった。
リプレー制度を踏まえた冷静な判定対応と、投手交代を含む自軍カードの最適な切りどころを見極めること。この両輪を整えないと、後半戦での巻き返しは見えてこない。
(ケン高田)
アサ芸チョイス
胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...
記事全文を読む→気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...
記事全文を読む→急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...
記事全文を読む→