スポーツ
Posted on 2025年04月16日 17:58

【巨人の大英断】64年ぶり「2番捕手」を阿部慎之助監督に提言した「まさかの黒幕」

2025年04月16日 17:58

 巨人が4月15日のDeNA戦に1-0で辛勝したが、驚いたのは大幅に入れ替えた打順だ。阿部慎之助監督は、1961年の藤尾茂以来64年ぶりとなる「2番・捕手」を編成した。

 その2番に起用された甲斐拓也の出塁率は3割8分2厘で、1番には出場試合数こそ多くないが、同じく5割の泉口友汰を抜擢。出塁率の高い打者を上位に置いて、クリーンアップに繋ぐ作戦が功を奏した。

 試合後の阿部監督が共同インタビューで語ったコメントが興味深い。

「皆さんからも指摘頂いてるんで、やってみました」

 この「皆さん」とは誰なのか。ウルサ型のOBか、それともプロ野球のニュースでコメントを出した解説者か。関係者の話を総合すると、「黒幕」はなんと、巨人ファンのようなのである。

「SNSや巨人関連のニュースを扱うサイトに、出塁率の高い選手を上位に置く打順が提案されていたようです」(球界関係者)

 ファンの書き込みだけが理由ではないと思うが、阿部監督がSNSに目を通していたのは意外だった。監督にはニュース番組の野球情報を含めて「見ない」と決めているタイプもいれば、目を通すが「好き勝手なことを言って…」と批判的に捉える人もいる。見ていても「知らない」とトボケる監督もいるそうだ。

 どれが正しい対応なのかは分からないが、阿部監督は「外野の声」に耳を傾け、熟考するタイプのようである。

「この起用が裏目に出て大敗したら、誰のせいになるんですかね。決断した現場の指揮官でしょう。だからOBや解説者の助言に耳を傾けない監督が多いんです」(前出・球界関係者)

 仮にこの日の一戦を落としていたとしても「1番・泉口、2番・甲斐を助言をした外部のせいだ」とは、口が裂けても言えなかったはずだ。ビジネスマンの世界でも「意見を聞き入れる素直さが大切」と言われている。しかし、それで失敗した時の責任は、提言した側にはない。相手の意見を聞き入れることにも、勇気が必要なのだ。

 決勝点は甲斐のバットから生まれた。「監督・阿部」の度胸を知らしめた一戦だった。

(飯山満/スポーツライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月17日 07:15

    20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク