スポーツ
Posted on 2023年09月26日 17:58

【侍ジャパン】井端弘和「中継ぎ監督」の先に見える「高橋由伸新監督」誕生への右往左往

2023年09月26日 17:58

 究極の「中継ぎ監督」の誕生だ。本来であれば8月に決定するはずだった野球日本代表「侍ジャパン」の次期監督に、元中日、巨人の井端弘和氏が事実上内定した。

 これまでプロでの監督経験のない井端氏の大抜擢だ。ただ、日本野球機構(NPB)と井端氏との契約期間は、次回2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)までではない。来年11月に行う「プレミア12」までという、異例の短期契約で交渉を開始する。

 今年3月に行われたWBCで世界一を奪還した栗山英樹前監督が「MLBで活躍した若いOBに声をかけるべき」とNPB側に提言。そこでスポーツマスコミはこぞって、イチロー、松井秀喜両氏の名前を挙げたが、もちろん両者とも固辞。50人近くリストアップしたものの完全にネタ切れで、次期監督選考は難航を極めていた。

 しかし井端氏にも日本代表監督に就任できるキャリアがある。それは現役時代だけではなく、コーチも任された巨人OBという点だ。

 WBC東京大会では読売新聞グループが興行権を獲得している。その関係は歴代監督を見ても一目瞭然で、

「初代の王貞治さん、原辰徳さん、広島の監督でしたがその後は日本テレビの解説の山本浩二さん、ダイエーの主力打者だった小久保裕紀さんと、『巨人』とかかわりのあるOBが多い」(巨人担当記者)

 前回のWBCで栗山氏に白羽の矢が立ったのは、「大谷やダルビッシュとの太いパイプがあったから。東京大会にこの2人を招集できる監督として、読売グループが推した監督だった」(前出・巨人担当記者)

 ではなぜ、井端氏の契約はわずか1年なのか。

「それは読売VS中日という新聞の発行部数の争いが大きな理由です。発行部数世界一のギネス記録にも認定されているのが読売新聞ですが、中日のお膝元・名古屋地区では中日新聞にどうしても部数獲得戦争で勝てなかった。読売としては今回、息のかかった井端氏をねじこんだものの、そのままWBCとなると中日色が強すぎる。そのため、あくまで『中継ぎ』となったのでは」(別の巨人担当記者)

 ちなみに井端氏は、巨人では高橋由伸氏との関係が極めて良好。無理のない引き継ぎを考えれば、WBC本番では「高橋由伸監督」が自然な流れではないか。ただ、そこには契約をあと1年残した巨人の原監督の去就と組閣も大きく影響しそうだ。

(小田龍司)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年05月27日 12:30

    問題発言をめぐる「あの×鈴木紗理奈」のバトルが、第2ラウンドに突入しようとしている。大騒動の発端となったのは、歌手・タレントのあのが出演する冠番組「あのちゃんねる」(テレビ朝日系)の、5月18日深夜の放送だ。お題に答えてシュートを決めるゲー...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年06月02日 12:30

    黒谷友香、市川由衣、勝地涼らが相次いで所属事務所から退所するとの発表が5月31日にあったが、一夜明けた6月1日、とんでもないトラブルに発展しそうな若手女優の事務所退所騒動が起きた。その女優は尾碕真花(おさき・いちか)。自身のインスタグラムで...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月03日 11:45

    通称「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物問題「エトミデート」事件で揺れる広島カープが「危険水域」に入っている。昨年12月に自宅で吸引使用した羽月隆太郎元選手は拘禁刑1年、執行猶予3年の実刑判決が確定。さらに自らTikTokで動画配信を行い、「...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/26発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク