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記事全文を読む→発車メロディに「お口クチュクチュ…」JR神田駅「副駅名」販売が秘める赤字路線解決
10月2日から「JR神田駅」のホーム駅名標が「JR神田駅(アース製薬本社前)」に変更された。神田に本社を構える「アース製薬」が2025年に創立100周年を迎えることから、JR東日本協力の下、28年9月まで5年間掲出されるという。乗り物系ライターの話。
「変更されたのは駅名標だけではなく、山手線(内回り・外回り)ホームの発車メロディも『モンダミン』のCMソングメロディに変更され、それぞれの改札口の表示も北口は『北口(モンダミン口)』、南口は『南口(アースジェット口)』、東口は『東口(サラテクト口)』、西口は『西口(バスロマン口)』となっています。多くの人が利用する駅の看板に社名や商品名が入るのはかなり大きな宣伝となるのではないでしょうか」
これまで、東上線の東武練馬駅に「大東文化大学前」や京浜急行の京急鶴見駅に「京三製作所本社」、埼玉高速鉄道の浦和美園駅に「浦和美園とともに歩む 埼玉りそな銀行 最寄駅」などネーミングライツで副駅名を付ける私鉄も少なくなかった。JRも北海道でネーミングライツの販売事業を行っているが、山手線というメジャー路線で導入されたことで、ぜひやってみたいという企業が増えるかもしれない。
「JRはコロナ禍で大幅な赤字を計上しており、JR東日本、JR西日本、JR東海の本州3社の23年3月期の連結決算は3年ぶりに最終黒字となりましたが、運輸業はまだ厳しい状況にあります。今回のネーミングライツでは神田駅でしかも5年契約。JR北海道の場合は販売開始当初、副駅名のみで年間約300万円だったそうで、今回も莫大な命名権料がJR東日本に入ると思われる。今後はネーミングライツ事業を拡大させていく可能性もあるのではないでしょうか。またJRは赤字路線を多く抱える。過疎駅でネーミングライツは難しいかもしれませんが、企業とのコラボ企画などを実施しても面白いかもしれません」(前出・乗り物系ライター)
乗客側にとっても、新鮮味があっていいのではないか。
(小林洋三)
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