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記事全文を読む→日本名輪会・山口健治「江戸鷹の目診断」眞杉が同型をねじ伏せて勝ち切る!
「京王閣記念」◎眞杉匠/○北井佑季/▲新田祐大/△平原康多
立ち回りが巧みな追い込み選手は、好位はなくてもラインの切れ目から勝ち負けに絡んでくる。
ナイターで行われる「京王閣記念」(10月28日㊏〜31日㊋)は、叩き合いも辞さない東西の徹底先行がフルパワーで戦う、見応えのあるシリーズになりそう。しかも、それぞれの後位を名うてのガード巧者が固める。ゴールまで目が離せない激戦は必至だ。
オールスターを制した眞杉匠は、GⅠ覇者にふさわしいレースをしなければならないが、長い距離を踏めてヨコも強い。一本調子の並の先行ではなく、後ろには埼京の2車、平原康多-高橋築がつける。もがき合いをものともせず、同型をねじ伏せて勝ち切る。
対抗は北井佑季。断然の本命に推された前走のGⅢ小田原決勝戦は6着だったが、大敗することもあるのが先行選手。先手を取れば逆転も十分ある。
あとは、町田太我も参戦する壮絶な逃げ争いが大歓迎の新田祐大のまくり一発と、平原の台頭を警戒。
1班がわずか2人と劣勢の近畿勢では、東口善朋に注目したい。単騎戦濃厚で勝ち上がりは厳しいが、立ち回りは巧み。鋭い差し脚でFⅠ戦を4度優勝し、記念は決勝戦、GⅠも準決勝に乗っている。印は回らなかったが、2、3着には押さえておきたい。
【大穴この1車】
坂口晃輔(三重・95期)。
160センチに満たない小柄な体で相手を問わず戦い抜く、まさに小さな巨人。7月福井記念(①⑥②④)初日の超大穴29万円超はさすがに狙いにくいが、6月前橋記念(②落・途欠)初日の2万円超は取り頃だった。GⅢはこの2本だけだが、平塚ダービー(②⑧④④)初戦でも3万円超を演出している。前回のFⅠ京王閣は④④失で、それほど人気にはならない。筋違いで2発はある。
【狙い目の伏兵3人】
地元記念で気合いが入るのが河合佑弥(東京・113期)だ。練習を積んで体重が100キロを超えるなどパワーアップしている。予選突破が目標になる。
6月に特昇した鈴木玄人(東京・117期)は、9月立川記念と8月京王閣のGⅢ戦で、それぞれ2勝。持ち味は新人らしからぬ自在戦。混戦で浮上がある。
鈴木に1カ月遅れて特昇した大川剛(青森・121期)は、かなりの大物かもしれない。前走の取手(①①❶)は、すでに2度目の優勝だった。準決勝に進出した立川記念(④③⑨②)も光る。晩秋の台風の目になってもおかしくない。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。
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