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記事全文を読む→大阪血戦の爪痕「橋下は府庁舎移転費11億円払え!」(4)「私たちは一卵性双生児みたいなもの」
終始、「大阪秋の陣」で橋下陣営を応援してきた「みんなの党」。その渡辺喜美代表(59)が、選挙戦を振り返り、本誌に秘めたる胸中を激白した!
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序盤は、橋下さんの「空回り」なのではないかと不安になったこともありました。街頭演説の反応はいいのだけれど、票につながらないのではないかと思ったのです。というのも、演説を聞いているのは、選挙権がないのではと思われる若者ばかりでしてね(笑)。
でも、平松さんが(11月24日に予定されていた)討論番組をドタキャンした時に、橋下さんの勝利を確信しました。ドタキャンの理由が「選挙戦術を見直したい」って、それは屁理屈ですよ。敵を前に逃げてしまったも同然ですからね。
冷静に考えると、前回より上がった投票率の17ポイント分が、橋下さんへと流れたんだと思います。
その理由は、大阪が負け始めているからですよ。国際競争の中で、20年間の地盤沈下が、より加速している。この衰退過程から脱却しなくてはいけない。それには、「大阪を一つにして、世界中のヒト、モノ、カネを大阪に集中させる」という橋下さんの成長戦略しかないと大阪の市民が感じた。選挙結果は、そういうことを示しているんだと思います。
わが勝利かのように喜ぶ渡辺氏。投開票日を含め、大阪入りした回数は計6回。あくまで「勝手連的な応援」と言うが、選挙前からたびたび大阪へと入っていた。これは、政界再編へ向けての動きなのか。
そんなに頻繁ではないですけどね。大阪には行きましたし、橋下さんとも話をしましたよ。でも、そんなに大それた話じゃない。例えば、(元経産官僚の)古賀茂明さんに府知事選出馬の打診があった時に、古賀さんは他の知事選にもお誘いがあったのですが、いずれも断っている。そういうお話をして、「他の候補者を探しては」という話をしたようなレベルです。
政策が似ている? それは似ていますよ。私が「みんなの党」を作る前に、自民党を飛び出して、「国民運動体 日本の夜明け」という活動を始めた時に、応援してくれたのが、(評論家の)堺屋太一さんや(現在はみんなの党参院議員の)江口克彦さんで、この人たちは橋下さんを府知事選に担ぎ出した張本人でしょう。言わば、生みの親は一緒の一卵性双生児みたいなものですからね。
「大阪都構想」というのは、江口さんたちが進めていた「関西特別州構想」とほぼ同じなんです。これは、わが党が訴えている「地域主権型道州制」を橋下さんが大阪から実現させようという話ですから賛成なのは当たり前です。
私が言う地域主権というのは、基礎自治体中心主義なのです。都道府県が行政のメインになるのではなくて、市町村がメインになるということです。それは、住民にいちばん近いところで、住民のチェックが行き届く役所が、住民の生活を支える仕事を全て賄うということ。人間・財源・権限の3つ、この「三ゲン」の基礎自治体への移譲を実現させようということです。
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