スポーツ

「内角球が年々打てなくなった」糸井嘉男が筋肉の付け方を間違えた「マッチョの弊害」

 オリックスや阪神などで活躍した糸井嘉男氏が、11月9日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演。現役時代、筋肉の付きすぎによる弊害があったことを明かした。

 この日は「カラダ自慢芸能人SP」で、カラダのケアにこだわりのある芸能人が集合。糸井氏は昨年限りで引退したが、現在も厳しいトレーニングを重ね14トンの大型バスや42トンの電車を手押しする映像も公開。スタジオは驚きの声に包まれた。

 MCの「ダウンタウン」浜田雅功から「あなた、やめてからの方が(トレーニングを)やってるんじゃない?」と言われると、「どっちかといえば、そうですね。プレーしなくていいんで、トレーニングに打ち込めるんで。週6回」と糸井氏。

 さらに浜田から「今はいいですけけど、現役のときにあんまりココ(胸筋)に付けるとバットを振らなあかんから」と指摘されると、糸井は「正直言います。そうなんです」と返答。

「やっていくうちに、のめり込むじゃないですか。気づいたらやっぱり大きくなってくるわけで、それが楽しいんですけど、いつの日かバットが振りづらいなって。邪魔になってなるんですよね。インコースは年々、成績が悪くなっていって」

 と明かし、スタジオを笑わせていた。スポーツライターは言う。

「糸井氏は現役時代、どのコースも満遍なく捌ける弱点が少ない打者の印象でしたが、外側の球はめっぽう強かった。内角球の成績が悪くなったとはいえ、その中でも数字が比較的低いということでしょう」

 メジャーの大谷翔平や吉田正尚もマッチョボディーだが、野球に見合った筋肉のつけ方をしているということだ。

(鈴木十朗)

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