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記事全文を読む→【北九州記念の大ヒント】大荒れ決着を演出する「上位人気の牝馬」と「未知数の脚・恵ハンデ・団野大成」
サマースプリントシリーズの第2戦として行われるGⅢ・北九州記念(小倉・芝1200メートル)。大荒れ決着となることが少なくないローカルハンデ重賞だが、上位人気を形成する牝馬の成績は、意外にも安定している。
今年は3歳牝馬1頭、5歳牝馬3頭、6歳牝馬3頭の計7頭が駒を進めてきたが、上位人気に推されそうな牝馬はアブキールベイ(牝3)ただ1頭となっている。
アブキールベイは前走のGⅢ・葵S(京都・芝1200メートル)の勝ち馬で、過去10年の北九州記念を振り返ると、前走GⅢ優勝馬の3着内率は75%(12頭のうち9頭)に上っている。
同馬は小倉・芝1200メートルで1戦1勝、今回のハンデも予定通りの53キロと申し分なく、素直に好走が期待できる軸馬と言えるだろう。
一方、大波乱を巻き起こしそうな伏兵馬は多士済々である。とりわけ以下の3頭は、アッと驚く激走があるかもしれない。
1頭目は前走のL・パラダイスS(東京・芝1400メートル)で単勝200倍超の大穴をあけたカリボール(牡9)だ。道中の折り合いさえつけば、最後の直線で一流の鬼脚を繰り出せる素質馬。いつ、どのレースで折り合えるかは常に未知数の難解極まる馬だが、前走に続きブリンカー着用で臨む今回も、一発大駆けの可能性を秘める。
2頭目はいかにもハンデに恵まれた、レッドヒルヒューズ(牝5)だ。前々走のオープン特別・北九州短距離S(小倉・芝1200メートル)は不利があっての7着で、前走の同・モルガナイトS(福島・芝1200メートル)11着も、今回のハンデを考えればむしろ期待通り。必勝パターンの小倉ダートで行われた最終追い切りを含め、一発ムードが漂う。
3頭目は2頭出しの斉藤崇史厩舎が送り込んできたヤマニンアルリフラ(牡4)だ。もう1頭のヤマニンアンフィル(牝6)は前走の佐世保S(小倉・芝1200メートル)を団野大成で1着。3勝クラスでキッチリと結果を出したその団野が今回、ヤマニンアルリフラに騎乗してきたのだから、陣営の勝負度合いは極めて高いと言っていい。
なお、レース当日の小倉競馬場の天候と馬場は「晴れ、良馬場」と予想されている。急な雷雨でもない限り、馬場状態に問題はなさそうだ。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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