スポーツ
Posted on 2025年07月05日 09:00

【北九州記念の大ヒント】大荒れ決着を演出する「上位人気の牝馬」と「未知数の脚・恵ハンデ・団野大成」

2025年07月05日 09:00

 サマースプリントシリーズの第2戦として行われるGⅢ・北九州記念(小倉・芝1200メートル)。大荒れ決着となることが少なくないローカルハンデ重賞だが、上位人気を形成する牝馬の成績は、意外にも安定している。

 今年は3歳牝馬1頭、5歳牝馬3頭、6歳牝馬3頭の計7頭が駒を進めてきたが、上位人気に推されそうな牝馬はアブキールベイ(牝3)ただ1頭となっている。

 アブキールベイは前走のGⅢ・葵S(京都・芝1200メートル)の勝ち馬で、過去10年の北九州記念を振り返ると、前走GⅢ優勝馬の3着内率は75%(12頭のうち9頭)に上っている。
 同馬は小倉・芝1200メートルで1戦1勝、今回のハンデも予定通りの53キロと申し分なく、素直に好走が期待できる軸馬と言えるだろう。

 一方、大波乱を巻き起こしそうな伏兵馬は多士済々である。とりわけ以下の3頭は、アッと驚く激走があるかもしれない。

 1頭目は前走のL・パラダイスS(東京・芝1400メートル)で単勝200倍超の大穴をあけたカリボール(牡9)だ。道中の折り合いさえつけば、最後の直線で一流の鬼脚を繰り出せる素質馬。いつ、どのレースで折り合えるかは常に未知数の難解極まる馬だが、前走に続きブリンカー着用で臨む今回も、一発大駆けの可能性を秘める。

 2頭目はいかにもハンデに恵まれた、レッドヒルヒューズ(牝5)だ。前々走のオープン特別・北九州短距離S(小倉・芝1200メートル)は不利があっての7着で、前走の同・モルガナイトS(福島・芝1200メートル)11着も、今回のハンデを考えればむしろ期待通り。必勝パターンの小倉ダートで行われた最終追い切りを含め、一発ムードが漂う。

 3頭目は2頭出しの斉藤崇史厩舎が送り込んできたヤマニンアルリフラ(牡4)だ。もう1頭のヤマニンアンフィル(牝6)は前走の佐世保S(小倉・芝1200メートル)を団野大成で1着。3勝クラスでキッチリと結果を出したその団野が今回、ヤマニンアルリフラに騎乗してきたのだから、陣営の勝負度合いは極めて高いと言っていい。

 なお、レース当日の小倉競馬場の天候と馬場は「晴れ、良馬場」と予想されている。急な雷雨でもない限り、馬場状態に問題はなさそうだ。

(日高次郎/競馬アナリスト)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年04月11日 12:00

    2028年のNHK大河ドラマが「ジョン万」であることが発表された。ジョン万次郎こと中濱万次郞の波乱に満ちた人生の物語で、NHKのサイトから一部抜粋すると「19世紀の日米と太平洋を舞台に、命がけのサバイバルの連続と遥かなる再会のロマンを描く。...

    記事全文を読む→
    エンタメ
    2026年04月16日 11:30

    昨年8月、栃木工場でミッドナイトパープルの最後の一台が、静かにラインを離れた。それがR35 GT-Rの終わりだった。そしてこの4月14日、日産のエスピノーサCEOが長期ビジョン発表会の場で、記者の質問に答えた。「GT-Rは出す」いつ、どんな...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    スポーツ
    2026年04月16日 15:00

    4月15日に等々力球場(神奈川県川崎市)で開催された東都大学野球2部リーグ・日本大学対拓殖大学2回戦。スタンドの大学関係者やファンの視線をひときわ集めていたのが、日大の7番ファーストでスタメン出場していた村上慶太である。今季からホワイトソッ...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/14発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク