エンタメ
Posted on 2023年12月08日 17:58

秋田で「テツ分」補給の藤井聡太八冠「年内特別対局」が終わったら「羽生善治の在位期間記録超え」へ

2023年12月08日 17:58

 八冠もつらいよ――。

 藤井聡太八冠が12月5日、竜王戦第6局の舞台となるはずだった秋田県入りした。この対決で振る舞われる予定だった「ご当地グルメ」と冬の花火、そして鉄道好きの藤井八冠のために、JR大曲駅駅長と除雪車の運転を堪能した。

 竜王戦では 藤井八冠がストレート勝ちしたため、第5局、第6局は幻の対局に。そこで、対局の場となるはずだった香川県、秋田県では趣向を変えて「祝勝会」の歓待を受けている。

「私は愛知県の出身で、普段はなかなか雪が降らない地域なので、排雪用の車両を見ること自体、おそらく初めてかなと思います」

 そう話した藤井八冠は除雪車を観察したのち、操作方法を教わりながら運転体験。さらに駅長服に着替えて秋田新幹線「こまち」に出発進行の合図を送るなど、「テツ分」を補給する藤井八冠は、駒を持っている時より楽しそうに見えた。

 藤井八冠が「八冠独占」を続ける限り、全タイトル対局予定地への行脚は続く。将棋連盟の羽生善治会長が七冠制覇した当時から1タイトル増えているので、遠征スケジュールはより過密になっているが、ストレート勝ちしたからといってゆっくり休めるわけではない。

 羽生会長が七冠挑戦時、途中で風邪を引くなど体調が万全でない時もあったが、終盤まで集中力が途切れずに数十手先を読む藤井八冠にとっても、タイトルホルダー最大の敵は「過密スケジュール」と言えるだろう。

 八冠制覇の節目となった今年だが、新将棋会館建設クラウドファンド返礼品である、永瀬拓矢九段との研究会を再現した特別対局、銀河戦と続き、クリスマスイブの「オールスター東西対抗戦」で年内公式対局が終わる。年が明ければ1月からNHK杯と王将戦、2月からは棋王戦が始まる。

 羽生会長の「七冠在位期間」を更新するためには当然、王将戦と棋王戦は落とせない。

(那須優子)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/3発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク