芸能

東国原英夫が宮崎県知事時代に蹴っていた「ギャラ30億円」オファーのオイシイ中身

 元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏が、1月31日放送のトークバラエティー番組「これ余談なんですけど…」(ABCテレビ)に出演した際、宮崎県知事時代の驚きのギャラ事情を明かしていた。

 県知事時代は宮崎県をPRするためあちこち飛び回り、最初の2年間は宮崎―東京を1日で2往復半することもあったという東国原氏。そんな多忙の中、「パチンコ台のキャラクターになりませんか?」というオファーが来たという。

 MCのかまいたち濱家隆一が「県知事がそれってOKなんですか?」と聞くと、「行政の立場だとギャンブルというのは依存症とかいろんなのがあって、そんなに積極的に推奨するべきジャンルではなかった」と説明。ただ、そのギャラは驚きの額で、「1台1万円、印税が。そのときに30万台作りますって言われた」と、パチンコ台とコラボすれば30億円だったと明かした。

 ギャラは宮崎県ではなく東国原個人に入るそうで、濱家が思わず「そんなん、作って県知事辞めたらよかったのに」と言うと、東国原氏も「全員、芸人さんはその意見。一番強かったのは高田純次さん。『東くん、今すぐ辞めな。今すぐ辞めたほうががいい。半分税金取られても15億は残る』って」と告白。

 もらったものをちゃんと届け出て収支報告書に載せて税金を払えばOKではあったものの、県のPRとしてはよくないと判断して結局その話は蹴ったという。また、そのギャラの一部、例えば5億円を宮崎県に寄付してもダメなのかと質問が飛ぶと東国原氏は、「政治家は地元に寄付しちゃいけないんですよ」と答えていた。

「東国原さんが宮崎県知事になったのは2007年。当時、パチンコ、パチスロ台と芸能人のタイアップが大流行し、中森明菜や倖田來未、浜崎あゆみ、北島三郎、ハロープロジェクトなど多くのタイアップ機が出ました。ただ、もし知事の身で受けていれば批判も多かったはずで、その後の活動にも支障が出る可能性もあった。断って正解だったのでは」(芸能ライター)

 それでも、時代もあるが当時の東国原氏には30億円オファーが舞い込む人気と勢いがあったということだろう。

(鈴木十朗)

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