エンタメ

鳥山明急逝で思い出される長者番付「黒柳徹子とのお金トーク」

 エンタメ界に衝撃が走った。「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」など、いずれもアニメ化された人気漫画の原作者、鳥山明さんが急性硬膜下血腫のため死去していたことが、3月8日に「週刊少年ジャンプ」公式サイトで公表された。68歳だった。

「週刊少年ジャンプ」1980年から1984年まで連載された「Dr.スランプ」は「Dr.スランプ アラレちゃん」のタイトルで、1981年4月にアニメ化。同年12月16日放送回が、アニメ視聴率歴代3位となる視聴率36.9%を記録(現在は4位)した。コミックの累計発行部数は3000万部を突破している。漫画関係者が言う。

「マスコミへの露出を好まなかったことで知られる鳥山さんがかつて、1983年5月に『徹子の部屋』に出演しました。前年の長者番付『その他・文化人部門』で、堂々の1位(6億4745万円)。日本全体では35位だったことに黒柳が『凄いわね』と賛辞を贈ると、『そうですかね。僕はお金のこととか、あんまりピンとこないものですから』と、素朴な人柄が滲み出るコメントを発しました」

 このやり取りはYouTubeに投稿されているが、同部門で4位・2億7210万円の高橋留美子、6位・1億9045万円の藤本弘(藤子・F・不二雄)、7位・1億8948万円の安孫子素雄(藤子不二雄A)といった先輩漫画家を抑えての1位だった。

 この後、現在もタイトルを変更してアニメ放送されている「ドラゴンボール」を生み出している。

 ちなみに興味深いのは、黒柳もこの年の「俳優・タレント部門」では、1億9815万円で1位にランクインしていたことだろうか。

(所ひで/ユーチューブライター)

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