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記事全文を読む→【現地ルポ】沖縄赤線「真栄原社交街」ゴーストタウン化⇒アートの街⇒そして現在は…
かつて沖縄県に存在した、2大赤線地帯。宜野湾市の真栄原社交街(通称:新町)と、沖縄市美里地区の吉原社交街(通称:コザ吉原)だ。コザ吉原は現在、ひっそりと地元客を相手に復活している。
2009年頃、2つの社交街は警察や地元団体による浄化運動で壊滅状態となったが、沖縄中部の性犯罪が増加したことからコザ吉原のみ徐々に規制が緩くなり、復活したと思われる。
では、もうひとつの真栄原社交街はというと、壊滅後は長い間、置屋の空き家はそのままで、ゴーストタウン状態となっていた。その後、少しずつ置屋の跡地にアパートや倉庫ができていった。
2017年には元置屋を改装し、アートギャラリーとして生まれ変わらせ、アートの街として再開発しようと試みたが、2020年にギャラリーは不審火によって全焼する。
なお、アートギャラリーのオーナーだった男は2022年8月、地元のみならず観光客からも人気のおでん屋「おでん東大」(沖縄県那覇市)の女性店主を殺害したとして、同年12月に被害者の娘で妻である女とともに逮捕されている。
先日、現在の真栄原社交街に足を運んでみた(写真)。すると数十軒あった置屋の半数以上が取り壊されているではないか。中には新しくアパートとなったものもあるが、ほとんどが更地状態だ。なお、アートギャラリーだった場所も更地となっており、周辺では残りの置屋の取り壊し作業が進められていた。
「おでん東大」店主殺害の容疑で逮捕された娘夫婦を知っているという人物に、話を聞くことができた。
「娘夫婦はしょっちゅう那覇の繁華街で飲み歩いている、有名人でした。アートギャラリーの焼失後、夫は再建を目指してクラウドファンディングで支援を募るものの、目標金額には及ばなかった。店主殺害事件はギャラリーの資金繰りが動機のひとつだったのでは、と報道されていますが、とてもそんなふうには見えない派手な遊びぶりでしたね」
娘夫婦が逮捕されて1年あまりが経つが、初公判の期日はまだ決まっていない。親や先祖を特に敬う沖縄において、親殺しは最も罪が重いことだ。
真栄原社交街はもはや跡形もなくなり、地元住民からすれば「なかったこと」になるのかもしれない。しかし、凄惨な事件の傷痕は消えないのである。
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