スポーツ

ロッテ2軍「新本拠地」誘致合戦で選手が訴える「条件」

 ロッテがファームの新拠点探しに奔走している。既に2月16日には、球団が2軍施設誘致希望の自治体を公募すると発表。2028年から移転することを想定している。地元関係者が言う。

「1軍本拠地のZOZOマリンスタジアムがある千葉市も土地所有者を募集するなど、誘致合戦がすでに始まっています。1軍球場から車で1時間圏内の場所で、約11万平方メートルの土地が必要。さらに20~30年の長期間運営できる体制であることも条件に入れている。既存の設備を改修してファーム施設にするのか、新球場建設なのか。ただ、資材高騰などもあって、現実的には阪神が来年から兵庫県尼崎市に2軍施設を移転するように、既存球場や公園を上手く活用する形で落ち着くのではないか。案外、候補地は絞られてくるでしょう」

 球団側の要望はというと、

「東関東道の湾岸習志野インター、もしくは京葉道路の幕張本郷インターが最寄りですが、特に土日の渋滞は半端ない。時間が読めるなら、千葉市寄りにするほかありません。今の2軍本拠地である浦和球場はナイター後の帰宅が本当に大変で、以前は金曜ナイター、土曜デーゲームでも、選手は寮から通わされた。現在は近隣ホテルに宿泊できるようになったと聞いていますが、こうした面も配慮してほしい」(前出・地元関係者)

 はたしてどう決着するか。

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