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羽生結弦の元妻に降りかかった「経歴詐称報道」をめぐる「あぁカン違い」と「素早い対応」

 フィギュアスケーター・羽生結弦の元妻でバイオリニストの末延麻裕子さんをめぐって「経歴詐称疑惑」が報道された。「週刊女性PRIME」によると、末延さんが過去に演奏したことのある会場のウェブサイトに記載された彼女のプロフィールに、誤りがあるという。

 問題のプロフィールには「03年『若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール』ディプロマ賞受賞」とあるが、その年にこのコンクールは開催されていないのだと。

「週刊女性PRIME」が会場に問い合わせたところ、掲載したのが10年以上前のことで、当時の担当者は既に辞めており、経緯や詳細は不明。プロフィールは通常、本人側から提供してもらっている、と回答したという。

 同コンクールの窓口となっている国内のNPO団体は、彼女の受賞歴について「末延さんのコンクール参加は04年であって、03年は誤り」「04年における末延さんの受賞記録は確認できない」と返答。音楽関係者が語る。

「ディプロマ賞は奨励賞のことで、公式記録の対象外です。本人が受賞したというならそうなのかもしれませんが、NPO団体としては、確認する術はないのだと」

 事態が動いたのは報道後、すぐだった。末延さんは同日に自身のインスタグラムを更新。「久々の実家」と投稿すると「2024年『若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール』の賞状を発見」と続けて、賞状の写真をアップしたのだ。

 そこには「DIPLOMA」という文字とチャイコフスキーの肖像画がプリントされ、「Mayuko Suenobu」の名前が確認できる。日付は2004年3月21日で、Kurasikiの表記もある。受賞したのはやはり04年の倉敷大会であり、03年は誤りだったのだ。

 ではなぜ、そんな表記ミスが発生てしまったのか。倉敷大会は本来、03年に開催予定だったのが、主催者側の都合で04年に延期。ところが一部の公式資料やチラシには、03年開催のままのものがあったという。

「こうした経緯から、会場のサイトのプロフィール掲載担当者が03年と勘違いしてしまった可能性が高そうです。問い合わせを受けた末延さんはわざわざ実家に戻り、賞状を確認したのでは」(前出・音楽関係者)

 きちんと確認していれば、防げたであろうミス。予想外の労力を使うことになってしまった末延さんは、気の毒としか言いようがない。

(石見剣)

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