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記事全文を読む→NHK「イラン爆撃」緊急事態に「通常運転」のダメダメな対応力…発信力なしで問われる「存在意義」
NHKはイラン情勢を受けて、現地に在留している日本人や旅行者に情報を提供するため、3月1日から日本語によるラジオ国際放送「NHKワールド・ラジオ日本」を現地に向けて24時間、短波による「臨時送信」を行っている。
ただ、アメリカやイスラエルによるイラン攻撃が行われても、NHK総合とBS番組は「通常運転」だった。
弁護士でジャーナリストの楊井人文氏は自身のXで、NHKの対応を厳しく批判した。
〈韓国戒厳令(2024年)の時もまったくダメで、国際的な緊急事態にリアルタイムに対応できない公共放送は存在意義が問われる〉
NHKは2003年のイラク戦争時は特番態勢で、現地の特派員らからのレポートを伝えた。楊井氏は〈世界秩序転換期に突入しており、ニュース専門チャンネルが必要では?〉と問題提起している。
民放局関係者が語る。
「我々も含めて、働き方改革で週末はどうしても初動が遅くなる。しかもNHKはテヘラン支局長がイラン当局に拘束されて、テヘラン北部の拘置施設に収容されているという事情があり、慎重になっているのではないでしょうか」
今年1月、久しぶりの生え抜き新会長となった井上樹彦氏は就任の記者会見で、次のように強調した。
「NHKの持続可能性のカギは『コンテンツの開発力・発信力・国際展開力の抜本的な強化』にある」
なのに、いきなりその発信力のなさを露呈したといえる。いよいよ、その存在意義が問われる事態となっているのだ。
(奈良原徹/政治ジャーナリスト)
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